「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『スピード』(1994年:キアヌ・リーブス、サンドラ・ブロック)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」ロサンゼルス市警察SWAT隊員が爆弾魔に狙われるアクション映画。デニス・ホッパーの悪役ぶり、スリリングな展開に注目です。

1.ストーリー
謎の爆弾魔が金銭目当てでテロを仕掛けるが、ロス市警のSWAT隊員に犯行を阻止されて・・・。

2.キャスト
キアヌ・リーブス(SWAT隊員)
サンドラ・ブロック(巻き込まれる女)
ジェフ・ダニエルズ(SWAT隊員)
グレン・プラマー(気の毒な男)
デニス・ホッパー(爆弾魔)

3.注目のシーン
①主役
ロサンゼルス市警察SWAT隊員ジャック・トラヴェン(キアヌ・リーブス)。ある企業のエレベーターに爆弾が仕掛けられる事件発生。相棒ハリー(ジェフ・ダニエルズ)と共に爆弾処理をしようとする。

②悪役
謎の爆弾魔(デニス・ホッパー)。企業脅迫で300万ドルを手に入れようとしたが失敗。それを逆恨みして、犯行を阻止したジャックを挑発。次のターゲットは高速道路を疾走するバス。「時速50マイル以上で走ると爆弾が作動し、50マイル以下になると爆発する」という複雑な仕掛けをバスに施す。

③キャラ
たまたまバスに乗った乗客が主な被害者(ロスに住む女アニー(サンドラ・ブロック)、田舎からロスに観光にやってきたナンパ男、黒人男性、アジア系の女、別の事件で警察に追われている男、撃たれる運転手、など)。他に、ジャックの上司であるマック隊長(ジョー・モートン)。特に注目なのが、バスを追跡するジャックに愛車(ジャガー)を乗っ取られるファンキーな黒人男(グレン・プラマー)。カーチェイスシーンでコミカルな活躍。

④アクション
「スピードを落とせないバス」が町を走るシーンが見せ場の映画。道路が空いている時はいいが、渋滞の場合は? ジャックが疾走するバスの下に潜り込んで爆弾を処理しようとするシーンはなかなかのスリル。アニーの運転手ぶりにも注目されたい。また、悪役が爆弾魔ということでド派手な爆発シーンも見せ場。列車が暴走するシーンも迫力。

4.感想
次々に発生するハプニングが見せ場の映画。シリアスなシーンもありますが、基本的に娯楽作(「畳み掛けるようにハプニング発生→対応に失敗」のパターンがギャグっぽく見える)。バスがジャンプするシーン、高速走行するバスで爆弾処理、猛スピードの列車の上で格闘、など現実にはありえないシーンの数々。緊迫した場面であるにもかかわらず脳天気なトーク。マジメに観すぎると拍子抜けしてしまうのは確実。メインキャラはジャック&アニー。個人的には、ジャガーを乗っ取られる黒人男、ホッパー演じる爆弾魔がオススメ(キャラ、雰囲気、トークなど)。見所は、エレベーターの落下シーン、バスが爆発、黒人兄ちゃんの高級車が台無し、バスの疾走&ジャンプ、空港でのクラッシュ、爆弾魔の正体&爆弾魔の自宅を家宅捜索、列車を使ったアクション。軽いノリのトークが入った娯楽アクション映画です。

デニス・ホッパー:怪優。スティーブン・セガール沈黙のテロリスト』(2001年)でも爆弾魔役を好演。

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