「鉄板映画:人気スター映画のブログ」大学の研究員が画期的な発明をしたことで襲撃されるアクション映画。爆発シーン、怪しい陰謀、サスペンスな展開に注目です。
1.ストーリー
シカゴ大学の研究員が水素発電の実験に成功したが、謎の集団に襲撃されて逃走するハメに。
2.キャスト
キアヌ・リーブス(研究員)
レイチェル・ワイズ(研究員)
ツィ・マー(研究員)
フレッド・ウォード(FBI捜査官)
モーガン・フリーマン(財団理事)
3.注目のシーン
①主役
エンジニアのエディ(キアヌ・リーブス)。シカゴ大学でバークレー博士、物理学者チェン(ツィ・マー)、リリー(レイチェル・ワイズ)らと環境問題に取り組む。水素エネルギーの研究が完成に迫っている。
②悪役
その研究成果を奪おうとする謎の組織。研究員を襲撃し、研究所を爆破。その組織の実態、目的、リーダー格の男(ブライアン・コックス)の正体もこの映画の見せ場。
③キャラ
研究に資金を提供する財団の理事シャノン(モーガン・フリーマン)。陰ながらエディをサポートするが、バークレー博士とは意見の不一致。「研究所爆破事件」を捜査するFBI捜査官フォード(フレッド・ウォード)はエディを爆破犯と疑って追跡。エディの知人マギー(ジョアンナ・キャシディ)は追われるエディ&リリーを助けようとする。
④アクション
「水素実験」がテーマということで見せ場は大爆発シーン。エディが民家、凍った湖、博物館、水素実験施設で襲撃されるシーンも迫力。
4.感想
サスペンス&アクションの傑作。社会問題に取り組む者たち。その一方で、「新しい社会」を拒む者が。水素発電の実験に成功した科学者たち。しかし、米国政府関係者はその技術が外国に流出することによって米国の支配的地位が失われることを恐れる。新技術を全世界に公開しようとする科学者。それを阻止しようとする政府の秘密工作員。その対決の行方は? 爆発シーンといった映画的な見せ場、新技術をめぐる政府の思惑といった現実世界でもある陰謀で魅せる映画。研究資金の出所は「政府」ということで科学者たちは研究データを世界にバラまくなどという勝手なマネは許されません。しかし、人類のテーマである「エネルギー不足」を解消するにはバークレー博士やエディのような人物が必要。科学者、政府の両方の面からこの映画を鑑賞することをオススメします。見所は、水素爆発、「開く橋」のシーン、ヘリからの狙撃、氷上ボートで逃走、秘密組織の施設「C-システム」&殺し屋の襲撃。DVDにはメイキング(爆破シーンに使われたリアルなミニチュア、など)が収録されています。
ブライアン・コックス:コミカルなハードアクション作『RED/レッド』ほか
フレッド・ウォード:渋い役者ながら『裸の銃を持つ男PART33 1/3/最後の侮辱』では「マヌケな爆弾屋」を好演
ツィ・マー:『ラッシュアワー』シリーズでジャッキー・チェンと共演
(YouTube)
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