「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『地球が静止する日』(2008年:キアヌ・リーブス、ジェニファー・コネリー)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」宇宙人が地球を救うためにやってくるSF映画。CGで描く地球破壊シーン、暴力的な手段にこだわる政府関係者に注目です。

1.ストーリー
地球に巨大な「光る玉」が接近し、アメリカ軍が総攻撃を仕掛けるが・・・。

2.キャスト
キアヌ・リーブス(宇宙人)
ジェニファー・コネリー宇宙生物学者)
ジェイデン・スミス(連れ子)
ジョン・クリーズ(科学者)
キャシー・ベイツ(国防長官)

3.注目のシーン
①緊急事態
地球に巨大な物体が高速で接近。アメリカ軍が宇宙生物学者ヘレン(ジェニファー・コネリー)を始めとする科学者を軍施設に集めて対策会議。地球に落下した物体は隕石ではなく、謎の「光る球」。その中から現れた生物と巨大ロボット。「宇宙人の侵略」に人々はパニックに。

②目的
アメリカ軍の攻撃で負傷した宇宙人クラトゥ(キアヌ・リーブス)。外科手術を受け、その後、国防長官レジーナ・ジャクソン(キャシー・ベイツ)による尋問。クラトゥが地球にやって来た目的とは?

③キャラ
ヘレンの連れ子ジェイコブ(ジェイデン・スミス)は父を亡くして寂しい状況。クラトゥが来る70年前に地球に派遣された宇宙人(ジェームズ・ホン)は地球人が気に入っている様子。ヘレンの知人であり科学者のカール(ジョン・クリーズ)はクラトゥの科学力に驚嘆。

④CG
何と言ってもこの映画の見せ場はCG。クラトゥと共に登場する巨大ロボット。非常にシンプルなデザイン。しかし、これが意外な変化をし、地球のあらゆる施設、生物を破壊。その凄まじさに特に注目されたい。

4.感想
突然現れた「光る球」が地球を破壊するパニック・サスペンスなSF映画。戦争はもちろんのこと、地球温暖化も無視して環境を破壊し続ける人類。ついに宇宙人が制裁しにやってくる。なかなか恐ろしい映画。この映画では宇宙人が人類を制裁しようとしますが、これは単なる比喩。「宇宙人などいないから大丈夫」などと軽く考えてはなりません。人間が自主的に改めることができないのであれば何らかのパワーで人類は逆襲されるということ。「宇宙人」はいないかもしれないけど「人間同士の争い」「ウイルス」「制御不能なコンピューター」などで人類が絶滅することはありえます。見所は、巨大ロボットの変身シーン&ロボットを攻撃する軍隊、クラトゥが念力で電子機器を破壊したりヘリを撃墜したりするシーン、街がボロボロに崩れていくシーン、人々のパニックぶり、マクドナルドでのクラトゥと仲間の会話。「クラトゥからのメッセージ」を考慮しながら鑑賞するのがオススメです。)

ジョン・クリーズ:イギリスのコメディー・グループ「モンティ・パイソン」のメンバー。『ワンダとダイヤと優しい奴ら』(1988年)では「性悪女に誘惑されるマヌケな弁護士」を演じた。

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