「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(1996年:ジョージ・クルーニー)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」強盗兄弟が吸血鬼と酒場で戦うアクション・ホラー映画。有名スター、CGによるホラーなシーン、個性的な演出に注目です。

1.ストーリー
強盗兄弟が逃走中に牧師一家を人質にし、メキシコの酒場に到着したが・・・。

2.キャスト
ジョージ・クルーニー(強盗兄弟の兄)
クエンティン・タランティーノ(強盗兄弟の弟)
フレッド・ウィリアムソン(酒場の客)
ジュリエット・ルイス(牧師の娘)
ハーヴェイ・カイテル(牧師)

3.注目のシーン
①主役
悪の兄弟。兄セス(ジョージ・クルーニー)を脱獄させた弟リッチー(クエンティン・タランティーノ)。その後、強盗で逃走中。町はずれの酒屋で店員と銃撃戦。

②牧師一家
妻を亡くして神を信じられなくなった牧師ジェイコブ(ハーヴェイ・カイテル)。気晴らしにキャンピングカーで家族旅行。モーテルでセスとリッチーに脅され、キャンピングカーでメキシコへ。

③急展開
セスとリッチーはメキシコにある酒場「ティティ・ツイスター」でカルロス(犯罪者の逃走を手伝う怪しい商売の男)と待ち合わせ。しかし、そこは化け物(吸血鬼)が店に来た客を食い物にするホラーな店だった。

④キャラ
ジェイコブのキュートな娘ケイト(ジュリエット・ルイス)。「ティティ・ツイスター」で化け物に襲われる客(トム・サヴィーニ、フレッド・ウィリアムソン)。チョイ役でジョン・サクソン(FBI捜査官役)、ケリー・プレストン(TVレポーター役)。いかつい顔のダニー・トレホは「ティティ・ツイスター」のガラの悪いバーテン役。

⑤演出
脚本クエンティン・タランティーノ、ゾンビメイクでおなじみのトム・サヴィーニ、ということで個性的な表現がいっぱい。タランティーノ演じるリッチーは妄想・幻聴癖のある厄介な男。勘違いして銃を抜いたりする。「ティティ・ツイスター」での大混乱シーンは特殊メイク&CGで化け物の残忍さを表現。

4.感想
前半は強盗の逃走劇、後半はバンパイアとの対決。途中から話がガラッと変わる個性的な映画。「フロム・ダスク・ティル・ドーン」とは「夕方から明け方まで」の意味。これは酒場「ティティ・ツイスター」の営業時間のこと。なぜ、こんな時間に営業を? 「客はトラック運転手に限る」のはなぜ? それには理由が。奇才タランティーノの脚本。マトモな内容ではないのは明らか。イカれた男、美女のフリした化け物、いかつい野郎(化け物に変身してさらにいかつい感じに)が登場。ハッキリ言って気持ち悪いシーンも多い。そんな中、ジュリエット・ルイス(ジェフリー・ルイスの娘)がとってもキュートでオススメ。見所は、炎上する酒店、リッチーの手に空いた穴、トイレに座るジュリエット・ルイス、実にいかがわしい「ティティ・ツイスター」、サビーニの仕込み銃、ヘビ女の踊り&パフォーマンス、化け物の襲撃、化け物が溶けて消滅するシーン。タランティーノ作らしい「セリフが多い作品」でもあります。)

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