「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『オーシャンズ13』(2007年:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」窃盗集団「オーシャンズ」が野心家のカジノ王に報復するシリーズ第三弾。キャラ、作戦、アル・パチーノに注目です。

1.ストーリー
オーシャンズ」のメンバーが汚い手を使うカジノ王に騙され、報復を誓う。

2.キャスト
ジョージ・クルーニー(犯罪者)
ブラッド・ピット(犯罪者)
マット・デイモン(犯罪者)
アンディ・ガルシア(カジノ王)
アル・パチーノ(カジノ王)

3.注目のシーン
①第三弾
あの「オーシャンズ」が帰ってきた。ダニエル・オーシャン(ジョージ・クルーニー)を中心とする窃盗集団「オーシャンズ」。今回はメンバーのルーベンが不動産(ホテル)を騙し取られたことに憤慨してその奪回を目指す。

②悪役
ド派手な事が大好きなカジノ王バンク(アル・パチーノ)。ルーベンに「共同経営」の話を持ちかけて裏切り。ルーベンのホテルを奪い、そこで新たにオープンするカジノで荒稼ぎする計画。とにかく汚いヤツで、自分の野望のためなら何でも利用しようとする。ホテルの最上階に展示しているダイヤモンドもこの男の自慢の一つ。オーシャンズは狡いバンクからメンバーのホテルを取り戻し、バンクのダイヤを奪うことができるのか?

③キャラ
オーシャンズ」のメンバーはおなじみラス(ブラッド・ピット)、ライナス(マット・デイモン)、身軽な曲芸師イエン(シャオボー・チン)、爆破の専門家バシャー(ドン・チードル)、カジノの元ディーラーで前科者のフランク(バーニー・マック)など。バンクの右腕の女スポンダー(エレン・バーキン)は頭がキレる女だが、色気のある男に弱い。シリーズのレギュラーであるカジノ王ベネディクト(アンディ・ガルシア)は今回はオーシャンズに頼まれて資金提供する役どころ。前作『オーシャンズ12』に登場したフランス貴族であり泥棒のトゥルアーも再登場。残念ながら(?)今作ではダニエルの妻「テス」役のジュリア・ロバーツは出番無し。

④カジノ
何と言っても見せ場は巨大ホテル&カジノ。個性的な建物、多くのゲーム場、そこに集まったセレブたち。「カネ持ちの世界」「高度なセキュリティ」に注目されたい。

⑤笑い
経営する全てのホテルがこれまで高評価のバンク。今回新たにオープンするホテルも「五つ星」をゲットしたいところ。そのため「ホテルを評価する審査員」を手厚くもてなそうとするが、別人(ニセ審査員で、オーシャンズのメンバー)に好待遇。本物の審査員はエラい目に遭わされてしまう(実に気の毒なキャラ。彼がヒドい目に遭うシーンが「笑い」となっていますが、最後に報われて実によかった)。

4.感想
シリーズ完結編。今回はアル・パチーノアンディ・ガルシアの『ゴッドファーザー PART III』コンビが登場。「オーシャンズ」が仲間の資産を奪ったカジノ王バンクに復讐する話。バンクの新カジノに大損させて、バンクを破滅させることができるかどうか? 超豪華カジノのセキュリティ(不正行為を探知する人工知能の警備システム)を「オーシャンズ」がどうやって破るのか? が見せ場。今回はジュリア・ロバーツキャサリン・ゼタ=ジョーンズが出演していませんが、その分、「女の色気」は「バンクの右腕の女」役のエレン・バーキンが担当(衣装に注目されたい)。個人的に一番面白いと思ったのは「ホテルの審査員」(次々にイヤな目に遭う悲しい役どころ)。見所は、アル・パチーノの悪役ぶり、地震研究家に変装するラス、バンクとベネディクトの駆け引き、ゴールドのケータイ、審査員をホテルから追い出すイヤガラセ・芝居、メンバーのデータベース画像を修正するハッキングのシーン、セキュリティトラブルに焦るバンク、FBI捜査官の正体、ダイヤを横取りする旧敵トゥルアー(&そのオチ)、ヘリを使った犯行。ツッコミどころもありますが、豪華キャストを素直に楽しむ映画です。

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