「鉄板映画:人気スター映画のブログ」どんくさいパパがレアもののオモチャを買おうと努力するコメディ映画(1996年公開)。YouTubeにアップされた予告編を解説します。
(YouTube)
予告編の内容(画像は全て予告編から)
(Jingle All the Way)
1.これがウワサの
あのアーノルド・シュワルツェネッガーが子供のオモチャを買うために必死になって町を走りまくる傑作。テレビで大人気の「ターボマン」。秘密兵器を駆使して悪役と戦うスーパーヒーロー。その人形が大ヒット。数ヶ月前から予約しないと買えないほど「今年一番ホットな商品」に。
2.ウソつきパパ
忙しいビジネスマンのハワード(アーノルド・シュワルツェネッガー)。商談の相手なら誰にでも「あなたは一番のお客様です」と言うのがクセ。仕事に没頭するあまり妻子とコミュニケーション不足。
3.寂しい息子
ハワードの息子ジェイミー(ジェイク・ロイド)。テレビで人気の「ターボマン」に夢中。部屋にはグッズがいっぱい。カラテを習っているが、カラテ教室の見学をすっぽかしたパパに大いに不満。
4.美しい妻
ハワードの妻リズ(リタ・ウィルソン)。忙しすぎる夫に少し不満。クリスマスにジェイミーを喜ばせようと二週間前にハワードに「ターボマン人形」を買うように頼んだが・・・。
5.ウザい隣人
離婚してシングルファーザーになった隣人テッド(フィル・ハートマン)。手先が器用で、近所の主婦から頼りにされている。「いい人」ぶっているが、リズのカラダを狙っているヤバイ奴。
6.邪魔くさい警官
ハワードの行く先々に現れる白バイ警官(ロバート・コンラッド)。急ぐハワードをまるで妨害するかのように現れて騒動。邪魔くさい奴だが、白バイのミラーを壊されたり、コーヒーでヤケドしたり、爆弾で黒コゲになったりといった被害に遭う「気の毒なオッチャン」でもある。
7.キレまくる郵便屋
ハワードと同様、「ターボマン人形」を買い損ねたマヌケな奴が他にも。しがない郵便配達人のマイロン(シンバッド)。かつて子供の頃に「オメガン」というオモチャの銃をオヤジに買ってもらえなかったトラウマ。「オメガン」を買ってもらった幼なじみは「人生の成功者」。そのため自分の子供には絶対に「ターボマン人形」を買い与えたい、と考える。人形がもらえると聞いてラジオ局に押し掛けたり、通報で駆けつけた警官隊を爆弾で脅したりしながら人形をめぐってハワードと珍騒動を繰り広げる。
8.マヌケヅラの店員
「たかが子供のオモチャ」などと「ターボマン人形」人気を軽く見るハワード。オモチャ屋に開店前から並んで「ターボマン人形」をゲットしようとする。「今頃買いに来て手に入るワケねーだろ」ってな感じで二人の店員、周囲の客に思いっ切り笑い者にされるハワード&マイロン。キレそうになるのを抑えながらハワードは店員をターミネーターばりに締め上げる。
9.怪しいサンタクロース
「ターボマン人形」が手に入らず途方に暮れるハワード。そんなマヌケなハワードにサンタ(ジェームズ・ベルーシ)が声を掛ける。しかし、コイツはバッタモンを売るインチキ野郎。バッタモン工場でハワードはニセ「ターボマン人形」を300ドルで売りつけられてしまうが・・・。
10.デカいサンタクロース
バッタモン工場でインチキサンタ集団に襲われるハワード。その中にとてもデカいサンタが。演じるのはプロレスラーのザ・ジャイアント。当時、アメリカ「WCWプロレス」に所属し、新日本プロレスにも来日した男。その後、WWFへ移籍。「ビッグショー」なるリングネームでスターになった。ハワードとの対決の行方は?
(コメント)
実に楽しい映画。大男のシュワちゃんがオモチャをめぐって争奪戦。そして意外すぎる結末。キャラ、畳み掛ける笑いのシーンが見せ場の傑作。ウソをつくたびにピンチになるハワード。色気がありすぎるリズ。あざといテッド。配達袋でハワードをぶっ飛ばすマイロン。それにしてもリズ。忙しい夫にオモチャを買うのを頼むのはいかがなものか。なぜ自分で買わない? アメリカでは子供のオモチャを買うのはパパの役目なのだろうか? しかもハワードに「ターボマン人形」を買うように頼んだのは二週間前。「ターボマン人形」は数ヶ月前から予約しないと買えない状況。二週間前じゃ間に合いませんね。そんなツッコミどころもある楽しい映画です。
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