「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:カート・ラッセル特集(3)&『ブルドッグ』「使い捨ての人間兵器&狡猾な犯罪王」

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」戦うために育てられた戦士が逆襲する近未来アクション作『ソルジャー』、麻薬捜査官が犯罪の摘発に取り組むヴィン・ディーゼル主演作『ブルドッグ』を紹介します。

『ソルジャー』(Soldier)

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映画チラシ

1.ストーリー
戦うために育てられた「ソルジャー」が反乱を起こす。
(1998年公開)

2.キャスト
カート・ラッセル(旧型ソルジャー)
ジェイソン・スコット・リー(新型ソルジャー)
ジェイソン・アイザックス(大佐)
ゲイリー・ビジー(大尉)

3.注目のシーン
①ソルジャー
近未来が舞台の映画。「アダム・プロジェクト」による生命創造により、1996年「ソルジャー」誕生。子供の頃から「戦うことのみ」と教育され、2013年に訓練終了。「6都市戦争」「モスクワ戦」、2036年「アージェンタイン・ムーン戦」に投入されて、成果。

②主役
「ソルジャー」のトッド(カート・ラッセル)は歴戦の強者。しかし、ミーカム大佐(ジェイソン・アイザックス)率いる部隊との合同訓練で「衰え」が。「廃棄処分」されることになったトッド。廃棄物運搬船により廃棄物投棄星「アルカディア234」へ。

アルカディア
人が住むような環境ではない星。しかし、そんなところにも住人が。アルカディアの人たちと出会うトッド。ささやかな交流。そして、ミーカム大佐によるアルカディア住民掃討作戦。トッドと「新型ソルジャー」ケイン(ジェイソン・スコット・リー)の対決が展開される。

4.感想
「未来の戦争」を描いたアクション作。「戦争の道具」として使われるために育てられた「ソルジャー」。人間の感情を捨て、ただひたすら敵を倒すことだけを訓練されてきた。極めて優秀なトッド。無表情で、ただひたすら戦ってきた。しかし、所詮は生身の人間。老化して、ゴミのように処分される。捨てられたトッドが新型「ソルジャー」のケインと対決。どんな戦いになるか? 製作費6000万ドルの大作。しかし、ラッセル演じる「トッド」が無機質なキャラのため、作品はヒットせず。こういう映画は「もし、そういう時代が来たら?」「自分がソルジャーだったら?」などと想像しながら鑑賞するのがオススメ。キャラ(無口だが敬語を使うトッド(礼儀もわきまえている)。タフな悪役ケイン)、未来の描写、戦闘シーン(&「ソルジャー」が使う武器)、結末に注目の傑作です。

ジェイソン・スコット・リー:『ドラゴン ブルース・リー物語』。
ゲイリー・ビジー:悪役顔。悪役のときはかなり卑劣な役。そうでないときは指揮官の役など。『リーサル・ウェポン』『プレデター2』『沈黙の戦艦』。

(予告編:YouTubeより)

www.youtube.com

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ブルドッグ(A Man Apart)

1.ストーリー
捜査官が麻薬の摘発に取り組む。
(2003年公開)

2.キャスト
ヴィン・ディーゼル(捜査官)
ジーノ・シルヴァ(麻薬王

3.注目のシーン
①主役
捜査官ショーン(ヴィン・ディーゼル)。麻薬王ルセロ(ジーノ・シルヴァ)を逮捕して服役させることに成功したが、今度は新組織「ディアブロ」がルセロの縄張りを荒らすようになってしまう。

②悪役
ディアブロ」に襲撃されるショーン。悲劇、そして復讐。謎の組織「ディアブロ」。そのボスの正体は?

4.感想
リアリティを追求したサスペンス的な作品。コロンビア産のコカインがメキシコ経由でアメリカに輸入されるという深刻なテーマ。カネのためなら何でもやる悪党たち(その考え方、手口にも注目)。そんな連中相手に命がいくつあっても足りない危険な仕事をする捜査官。捜査官の仕事ぶり(囮捜査、銃撃戦、刑務所での情報収集)、悪党の卑劣さ、最後の結末に注目のシリアス劇です。

(予告編:YouTubeより)

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