「鉄板映画：人気スター映画のブログ」「不死身の男」と「生まれつき体が弱い男」の出会いを描いた『アンブレイカブル』、二人組の銀行強盗が家出した主婦と出会う『バンディッツ』を紹介します。
『アンブレイカブル』（Unbreakable）
１．ストーリー
「生まれつき体が弱い男」が「不死身の男」に興味を持ち・・・。
（2000年公開）
２．キャスト
ブルース・ウィリス（警備員）
サミュエル・L・ジャクソン（コミックスの収集家）
３．注目のシーン
①主役
スタジアムの警備員デヴィッド（ブルース・ウィリス）。列車事故に遭ったが、奇跡的に無傷。子供の頃から体が丈夫。
②対照的
コミックスの収集家プライス（サミュエル・L・ジャクソン）。子供の頃から難病に悩まされ、体が弱い。転倒しただけで骨折してしまうほど。コミックスのヒーローに憧れるプライスはデヴィッドが「不死身のヒーロー」なのかどうかに関心を持つ。
③サスペンス
実はデヴィッドには「不思議な能力」が。犯罪者と対決し、デヴィッドは初めて自分の特殊能力に気付く。そして・・・。
４．感想
ウィリスとジャクソンが『ダイ・ハード3』のときとは全然違う雰囲気の作品で再共演。転んだだけで骨折してしまう生まれつきの難病に悩むプライスが「不死身の肉体を持つ男」を捜す話。子供の頃はマンガのヒーローに憧れ、大人になってからは「現実のヒーロー」を求めるプライス。そのために取った手段とは？ デヴィッドのパワー（自分の能力を試すシーンに注目）、数々の大事故の原因に注目の映画。面白いシーンはほぼ皆無。デヴィッドが列車で女性に誤解されるシーン、自分の店に来た客をプライスが追い返すシーン、マンガ店でのプライスの振る舞い（表情がヤバい）にも注目です。
（予告編：YouTubeより）
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『バンディッツ』（Bandits）
１．ストーリー
二人組の銀行強盗が家出した主婦と出会い・・・。
（2001年公開）
２．キャスト
ブルース・ウィリス（脱獄犯）
ビリー・ボブ・ソーントン（脱獄犯）
ケイト・ブランシェット（主婦）
３．注目のシーン
①主役
犯罪者が主役のクライムムービー。ジョー（ブルース・ウィリス）とテリー（ビリー・ボブ・ソーントン）がミキサー車を奪って豪快に刑務所から脱獄。人の家の庭を突っ走って逃走。ジョーのいとこであるハーヴィーも加わって銀行強盗を重ねる。なかなか大胆な連中。
②キャラ
家出した主婦ケイト（ケイト・ブランシェット）。偶然、ジョーらと出会い、行動を共にする。ハーヴィーが一目惚れする「ピンクの靴の女」（ヒッチハイカー）も重要な役割。
③アクション
ジョー＆テリーの犯行、ジョーとテリーのケイトをめぐる争いが売り物の映画。サインペンを使って銀行を襲ったり、警察に追跡されたり。そんな個性的な二人をテレビ番組「犯罪ワイド」が追跡取材。しかし、二人はついに警官隊に追い込まれて銀行に立てこもる。
４．感想
実在した犯罪者をモデルにした映画。ブルース・ウィリスが犯罪者役を演じる。あの手この手で犯罪を犯す一風変わった二人組の強盗。そして、偶然知り合いになった主婦。三人の関係、ジョー＆テリーの個性が見せ場。しかし、微妙な映画。犯罪者がうまくやる話であるため、あまりオススメできない。アメリカの銀行（セキュリティ、雰囲気）、ジョーの犯罪に対する考え方（「市民からは盗まん」ほか）、テリーのニール・ヤングの変装、緊張すると失神してしまう男、カースタント、爆発シーンといった見せ場を中心に鑑賞するのがよいのではないかと。DVDには未公開シーン、メイキングも収録されています。
（予告編：YouTubeより）
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