「鉄板映画:人気スター映画のブログ」警察に不利な証言をしようとする男と刑事が警官隊に追われる『16ブロック』、生化学兵器に侵された人間が人を襲う『プラネット・テラー』を紹介します。
『16ブロック』(16 Blocks)
1.ストーリー
警察に不利な証言をしようとする男を刑事が裁判所に護送しようとするが・・・。
(2006年公開)
3.注目のシーン
①主役
ニューヨークの刑事モーズリー(ブルース・ウィリス)。見た目は地味だが、凄腕。警察に不利な証言をする予定になっている黒人エディ(モス・デフ)を裁判所に護送する任務。「簡単な雑用」と思っていたモーズリー。エディが襲撃され、事態の深刻さに気付く。
②悪役
エディを消そうとする汚職刑事たち。エディを守ろうとするモーズリーは仕事仲間と対立することに。
③アクション
モーズリーが追ってくる汚職刑事に応戦するシーン、バスや裁判所でのシーンが見せ場。
4.感想
アル・パチーノ『セルピコ』(1973年)という映画がありましたが、犯罪都市ニューヨークの警察は何かと「ワケあり」のようです。この映画もそんな感じ。エディを襲う汚職刑事たち。モーズリーは難しい立場に。二人で逃走する様はクリント・イーストウッド『ガントレット』(1977年)の雰囲気も。エンディングには別バージョンも存在(興味ありますか?)。証人を守ろうとする刑事が悪徳な同僚と対決する映画。「"正義を守る" とはどういうことか?」が表現された名作です。
(予告編:YouTubeより)
---------------
『プラネット・テラー』(Planet Terror)
1.ストーリー
生化学兵器に侵された人間が人を襲い・・・。
(2007年公開)
2.キャスト
ローズ・マッゴーワン(ダンサー)
ブルース・ウィリス(軍人)
3.注目のシーン
①テキサス
恐ろしい事件が起こる映画。生化学兵器をめぐる軍人(ブルース・ウィリスほか)と業者がトラブル。その兵器で感染した者が凶暴化。ダンサーの女チェリー(ローズ・マッゴーワン)が感染者に襲われ、足を失う。
②病院
「義足」として銃を装着したチェリー。それを武器に身を守ろうとする。
4.感想
当時流行ったゾンビ映画の一つ。ブルース・ウィリスがチョイ役ながら出演した「ゾンビもの映画」がコレ(『斬撃-ZANGEKI-』(2009年)はスティーヴン・セガールのゾンビ映画)。クエンティン・タランティーノ、マイケル・ビーン、トム・サヴィーニ(『死霊のえじき』ではメイクを担当)が出演。吉本新喜劇の川畑泰史ばりに顔がパンパンに膨らむブルース・ウィリス、妙な演出(映画『マチェーテ』の予告編が挿入される)、派手なアクションが見せ場。残酷シーンに要注意です。
--------------------------------------
Amazonショッピングサイトへのリンクです。
16ブロック [Blu-ray]