「鉄板映画：人気スター映画のブログ」荒廃した世界で一匹狼がならず者たちと戦う『サイボーグ』、アメリカのキックボクサーが凶暴なムエタイ戦士と対決する『キックボクサー』を紹介します。
『サイボーグ』（Cyborg)
１．ストーリー
荒廃した世界で一匹狼がならず者たちと戦う。
（1989年公開）
２．キャスト
ジャン＝クロード・ヴァン・ダム（ファイター）
デボラ・リッチャー（女）
デイル・ハドン（サイボーグ）
ヴィンセント・クライン（悪党）
３．注目のシーン
①未来
絶望的な未来を描いた映画。文明が崩壊し、地球は荒廃。その理由は「ペスト」。科学者が「ペストの治療法」を発見。それに関する情報を女サイボーグ（デイル・ハドン）が科学者がいるアトランタへ運ぼうとする。
②悪役
いつの時代にもいる悪党。「ならず者集団」を率いるフェンダーとかいう奴（ヴィンセント・クライン）。仲間以外は全て殺す、という発想の持ち主。「神になる」とかバカげたことを考え、「ペストの治療法」を奪おうとする。
③戦士
過去の因縁からフェンダーを追うギブソン（ジャン＝クロード・ヴァン・ダム）。偶然サイボーグを助け、ガードしようとするがフェンダー軍団にしてやられる。
④アクション
サイボーグを助けようとするナディ（デボラ・リッチャー）がギブソンと行動を共にする。廃墟・下水道・川での戦い、最終決戦が見せ場。ギブソンがキックや刃物で戦うシーンに注目。
４．感想
『サイボーグ』というタイトル。ヴァン・ダムがサイボーグ役で活躍するんやな、と思ったアナタ。そいつはちょいと違います。ヴァン・ダムは重要情報を運ぶ女サイボーグをガードする役。ヴァン・ダムが凶悪な連中がはびこる世界で孤独に戦う男を演じる近未来アクション作。若い頃のヴァン・ダム＆カッコいいキックが見られる佳作。サイボーグの造形、戦いで使われる武器（靴に仕込まれた刃物ほか）、ツッコミどころ（悪党の身の程知らずの野望、やたら回復が早いギブソンほか）にも注目です。
（作品情報：各種資料より）
・続編もある（『サイボーグ2』（アンジェリーナ・ジョリーの映画初主演作）と『サイボーグ3』。ただし、ヴァン・ダムは出演していない）
（予告編：YouTubeより）
－－－－－－－－－－－－－－
『キックボクサー』（Kickboxer)
１．ストーリー
アメリカのキックボクサーが凶暴なムエタイ戦士と対決する。
（1989年公開）
２．キャスト
ジャン＝クロード・ヴァン・ダム（世界王者の弟）
デニス・アレクシオ（世界王者）
デニス・チャン（師匠）
ミシェル・クィシ（ムエタイの強豪）
３．注目のシーン
①主役
アメリカのキックボクシング世界王者エリック（デニス・アレクシオ）。セコンドには弟のカート（ジャン＝クロード・ヴァン・ダム）。タイ・バンコクでムエタイの強豪トンポー（ミシェル・クィシ）と防衛戦を行うエリックだが、病院送り。カートは兄に代わって戦うため、ムエタイの師匠ジアン（デニス・チャン）に弟子入り。
②アクション
試合シーン、カートの修行シーンが見せ場。酒場での乱闘、トンポーとの因縁の対決に注目。
４．感想
ヴァン・ダムが因縁の敵と格闘技の試合で決着をつけるアクション映画。兄貴がやられて弟が復讐を試みる、というカンフー映画によくあるようなストーリー。ヴァン・ダムの戦いぶり（後ろ回し蹴り）、修行、格闘技界の暗い側面（犯罪者が支配するタイの格闘技界。東南アジアが舞台のアクション作は暗い雰囲気のものが多い（ような気がする））、悪役（正式な試合でもルール無視する凶悪なトンポー）に注目の作品です。
（作品情報：各種資料より）
・シリーズ化された（『キックボクサー リジェネレーション』にヴァン・ダム登場）
（予告編：YouTubeより）
--------------------------------------
Amazonショッピングサイトへのリンクです。
サイボーグ [DVD]
