「鉄板映画:人気スター映画のブログ」イギリスの大佐がアフリカ開発を阻むライオンと対決する『ゴースト&ダークネス』、資産家が謎の「ゲーム」に追い詰められる『ゲーム』を紹介します。
『ゴースト&ダークネス』(The Ghost and the Darkness)
1.ストーリー
イギリスの大佐がハンターと共同でアフリカ開発を阻むライオンを追う。
(1997年公開)
2.キャスト
ヴァル・キルマー(大佐)
エミリー・モーティマー(妻)
マイケル・ダグラス(ハンター)
3.注目のシーン
①主役
1898年、アフリカのツァヴォ川。そこに橋をかける任務のため派遣されたイギリスのパターソン大佐(ヴァル・キルマー)。美しい大自然が広がるアフリカ。しかし、マラリアが発生したり、人食いライオンの襲撃があったり。滞る建設作業に手を焼く。
②悪役
2頭の凶暴ライオン「ゴースト&ダークネス」。多くの人間をえじきにしてきた。罠を仕掛けられても平然と脱出。ライオンを見慣れてるはずの現地人ですらビビって逃げ出すほどの特別なライオン。
③キャラ
そんな「ゴースト&ダークネス」を倒そうとするハンターのレミントン(マイケル・ダグラス)&マサイ族。他に、マラリアに取り組む医師、パターソンの妊娠中の妻(エミリー・モーティマー)ら。
4.感想
主演はヴァル・キルマー。マイケル・ダグラスはワイルドなハンターの役。列強がアフリカに進出していった時代の実話。イギリスの大佐&ハンターがライオンと対決。スリリングな息詰まる対決が見せ場。「ゴースト&ダークネス」と呼ばれる2頭のライオン。ライオンを見慣れてるはずの現地人の方が白人より怖がっているのがミステリアス。きっと「普通のライオン」にはない「何か」を彼らは感じとったのでしょう。マサイ族の衣裳と道具、白人をサポートする黒人サミュエル、パターソンが見た悪夢にも注目です。
(作品情報:各種資料より)
・「2頭のライオン」のモデルは「ツァボの人食いライオン」(140人を殺害したらしい)
・マイケル・ダグラス演じる「レミントン」は架空のキャラ
(予告編:YouTubeより)
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『ゲーム』(The Game)
1.ストーリー
資産家が謎の「ゲーム」に追い詰められる。
(1997年公開)
2.キャスト
マイケル・ダグラス(兄)
ショーン・ペン(弟)
デボラ・カーラ・アンガー(ウェートレス)
3.注目のシーン
①主役
サンフランシスコの豪邸に住む投資家ニコラス(マイケル・ダグラス)。父親のつらい思い出。カネ持ちだが、空虚な気分。そんな時、弟コニー(ショーン・ペン)からある「誕生日プレゼント(「CRSクラブ」が提供する「ゲーム」)」。「CRSクラブ」を訪ねるニコラスだが・・・。
②ゲーム
謎の「ゲーム」。一体どういうものなのか? 「CRSクラブ」で心理テストや質問を受けるニコラス。「ゲーム」スタート。レストランのウェートレス、クリスティーン(デボラ・カーラ・アンガー)との出会いを皮切りに次々にハプニングが発生。追い詰められていくニコラス。そして、屋上で悲劇が・・・。
4.感想
マイケル・ダグラスが心が空虚な金持ちを演じるサスペンス。ショーン・ペンはその弟の役。弟から誕生日プレゼントされた「ゲーム」とは一体何なのか? その目的は? なかなか個性的な作品。リアルな実体験モノ映画。アーノルド・シュワルツェネッガーの『トータル・リコール』、ビル・マーレイの『知らなすぎた男』のような作品ですが、この『ゲーム』はとてもシリアスなもの(教訓的な内容)。『ベスト・キッド2』のユウジ・オクモトがニッコーホテルのフロント係でチョイ役出演。シリアスな内容ですが、「ニコラスが開かないカバンにキレる」といったユーモラスな雰囲気も感じる演出もある傑作です。
(予告編:YouTubeより)
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