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鉄板映画:トム・クルーズ特集(4)「クルーズ版 スパイ大作戦」

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」秘密スパイが内部の裏切り者と対決する『ミッション:インポッシブル』、致死性ウイルスとその治療薬をめぐってスパイと裏切り者が対決する『ミッション:インポッシブル2』を紹介します。

ミッション:インポッシブル(Mission:Impossible)

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映画チラシ

1.ストーリー
秘密スパイが内部の裏切り者と対決する。
(1996年公開)

2.キャスト
トム・クルーズ(スパイ)
ジョン・ヴォイト(スパイ)
ジャン・レノ(元スパイ)
ヴィング・レイムス(元スパイ)

3.注目のシーン
①主役
スパイ組織「IMF(Impossible Mission Force)」。CIA本部から任務の指令を受けるリーダーのジム・フェルプスジョン・ヴォイト)。「CIA職員に関する情報を守り、真の敵をつきとめる」任務。集められたメンバーはIMFのハント(トム・クルーズ)、クレア(フェルプスの妻)たち。アメリカの裏切り者を追うハントらだが、メンバーが次々に消されていく。

②悪役
「CIA職員のリスト」を奪って謎の武器商人マックスに売ろうとしている奴。アメリカ大使館員を利用して極秘情報を盗ませようとするが、その結果は?

③キャラ
CIAに追われるハメになったハントが「マックスと組んでいる真の裏切り者」をあぶり出すためにCIAデータ室から「CIA職員のリスト」をコピーしようとする。協力者はCIAをクビになったクリーガージャン・レノ)、ルーサー(ヴィング・レイムス)。クリーガーはすぐにナイフを持ち出す危ない奴。ルーサーはコンピューターの専門家。

④アクション
敵を尾行する緊迫感、黒幕と対決するアクションが見せ場の映画。大使館員をハントらが追うシーン、裏切り者扱いされたハントがガム爆弾で逃走するシーン、ラングレーにあるCIAデータ室にハントが潜入するシーン、列車での攻防。

4.感想
トム・クルーズがスパイを演じるサスペンスアクション映画。伝説のテレビシリーズ『スパイ大作戦』を映画化したもの。秘密作戦のスリル、列車での戦いなどのアクション、「マックス」「謎の敵」の正体、道具(変装マスク、爆発するガム)、あのテーマ曲が流れるシーンが見せ場。「マジメな映画」ですが、ハントが変な覆面をかぶされるシーン、データ室のシーン(「ぶら下がってるのに気付かれない」&「床スレスレ」。緊迫感&ユーモラス。レスリー・ニールセンが『裸の銃〈ガン〉を持つ逃亡者』でパロディ化)、列車でのアクション(CGで表現した現実には不可能な荒唐無稽なアクション)はツッコミどころ。また、「キャラ設定」の点でオリジナルのファンには不評(「ジム・フェルプス」は裏切るようなキャラではない)。オリジナルとは別物の「スパイ映画」として鑑賞するのがオススメです。

(予告編:YouTubeより)

www.youtube.com

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ミッション:インポッシブル2』(Mission: Impossible 2, M:I-2

1.ストーリー
致死性ウイルスとその治療薬をめぐってスパイと裏切り者が対決する。
(2000年公開)

2.キャスト
トム・クルーズIMF
タンディ・ニュートン(泥棒)
ダグレイ・スコットIMF
ヴィング・レイムスIMF
アンソニー・ホプキンスIMF

3.注目のシーン
①事件
オーストラリア、シドニーにある製薬会社「バイオサイト」。そこの研究者が危険な致死性ウイルス「キメラ」を社から持ち出す。アメリカに向かう機内でアンブローズ(ダグレイ・スコット)が「キメラ」を強奪。

②主役
スパイ組織「IMF(Impossible Mission Force)」のイーサン・ハント(トム・クルーズ)。盗まれた「キメラ」を回収する任務。かつてアンブローズと交際していた泥棒ホール(タンディ・ニュートン)を利用してアンブローズを追う作戦。

③悪役
アンブローズはIMFメンバー。ハントの代役として仕事をしてきた男だが、凶暴な性格。手下も用心深く、ヒュー(リチャード・ロクスバーグ)らと共に奪った「キメラ」をある人物に3700万ポンドで売ろうとする。

④キャラ
「キメラ」の恐るべきパワーを悪用しようとする「バイオサイト社」社長マックロイ(ブレンダン・グリーソン)。ハントの作戦に協力するルーサー(ヴィング・レイムス)&ビリー(ジョン・ポルソン)。ハントに指令を与える役でアンソニー・ホプキンス

⑤アクション
ハントとアンブローズのライバル対決が見せ場。「バイオサイト社」研究所での銃撃戦、カーチェイス(逃走劇&トラックと激突するカーアクション)、一対一の決着戦(延髄斬り炸裂)。

4.感想
パート2。IMFの今回の任務はウイルス・テロで荒稼ぎをしようとする邪悪すぎる敵との対決。ライバル対決、派手な銃撃・爆破、カースタントなどが見所。憎たらしい敵を演じるダグレイ・スコットアントニオ・バンデラスっぽい人。監督は(スローモーション好きの)ジョン・ウー(白いハトが登場)。アクションを見せる映画ですが、シリーズの定番となった「床スレスレ」はツッコミどころ(「笑いのシーン」?)。衛星からの映像、「バイオサイト社」のセキュリティシステム、オリジナルでもおなじみの「(ちょっと手の込んだ)指令の受け取り方」&変装マスク(結構、重要な役割)にも注目です。

(予告編:YouTubeより)

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