「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『007 ゴールドフィンガー』(1964年)「主な出演者」と「注目ポイント」

(あらすじ)MI6のエージェントがゴールドの密輸に関与している男を調査する。ショーン・コネリー主演。「よろず屋」ハロルド坂田など、悪役が実に個性的な傑作です。「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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1.ジェームズ・ボンドショーン・コネリー
MI6(イギリス秘密情報部)のエージェント。ユーモアのセンスのある男(「ビートルズは耳栓をして聴くべし」のセリフ)。今回はゴールドの密輸に関与しているゴールドフィンガーを監視する任務。
(初代ボンド役で有名。他にも『オスロ国際空港/ダブル・ハイジャック』『メテオ』『アンタッチャブル』『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』など『007』以外にもヒット作多数。)

2.Mバーナード・リー
MI6の局長。ゴールドフィンガーの監視をボンドに命じる。
(『007』の「M」と言えばこの人。1979年の『007 ムーンレイカー』まで「M」役を務めた。)    

3.Qデスモンド・リュウェリン
MI6の研究開発課の課長。最新機器・小道具をエージェントに提供。今作の秘密兵器は改造アストンマーティン(マシンガン、鉄板、「赤いボタン」を搭載)と携帯発信器(靴のかかとにセットできます)。面白グッズをボンドにいじられ、「私は冗談は言わんよ」と一言。
(『007』の「Q」と言えばこの人。1999年の『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』まで「Q」役を務めた。)    

4.マネーペニーロイス・マクスウェル
Mの秘書。ボンドを愛する。ボンドとの甘い会話をMに妨害されるのが「お約束」。今作ではボンドのお株を奪う「帽子投げ」を披露。
(『007』の「マネーペニー」と言えばこの人。1985年の『007 美しき獲物たち』まで「マネーペニー」役を務めた。)    

5.フィリックス・ライター(セク・リンダー)
CIA。ボンドの任務をフォロー。

6.オーリック・ゴールドフィンガー(ゲルト・フレーベ)
怪しい英国人実業家。世界各地で2000万ポンド相当のゴールドを保有(「ゴールドの値打ち」は国・地域によって異なるため分散して保有している)。ゴールドの保有を増やすためなら何でもやる男。
(ドイツの俳優。英語が喋れないため、本編でのセリフは別人による吹き替えになっている。『そして誰もいなくなった』『華麗なる相続人』など)

7.よろず屋(オッドジョブ)(ハロルド坂田)
ゴールドフィンガーの用心棒。「刃物を仕込んだ帽子」で何でも切り裂く。ゴルフボールを握りつぶす怪力。
(ハワイ出身の日系人プロレスラー。1948年、ロンドンオリンピック重量挙げで銀メダルを獲得したことも。)

8.プッシー・ガロア(オナー・ブラックマン)
ゴールドフィンガーの仲間。柔道の心得がある。ボンドを監視。ゴールドフィンガーの「グランド・スラム計画」にパイロットとして参加。「男には免疫なの」のセリフに注目。
(テレビドラマ『おしゃれ(秘)探偵』で人気者に。『おませなツインキー』、刑事コロンボ「ロンドンの傘」など)

9.ジル・マスターソン(シャーリー・イートン
ゴールドフィンガーの女。ボンドと親密になってしまい・・・。

10.リン(バート・クウォーク)
中国の核分裂専門家。ゴールドフィンガーの「グランド・スラム計画」に参加。
ピーター・セラーズピンクパンサー』シリーズでおなじみの人。『キス・オブ・ザ・ドラゴン』ではジェット・リーと共演。)

注目ポイント)オープニングのボンドの破壊工作、イカサマトランプをするゴールドフィンガー(大金持ちなのにセコい)、金粉、帽子を投げるマニーペニー、Qの開発室、ボンドとゴールドフィンガーとゴルフ対決、「よろず屋」の帽子、カーチェイス、検問のオバチャン(withマシンガン)、工業用レーザーで危うしのボンド、ボンドが牢屋から脱出するシーン、車をスクラップにするシーン、ガスで倒れる軍隊、フォート・ノックスでの戦い、ホワイトハウスに向かうボンド、シャーリー・バッシーが歌うテーマ曲『ゴールド・フィンガー』(「ご~ぅ ふぃんがぁ~」って感じの歌)。

(予告編:YouTubeより)

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