「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『007 スペクター』(2015年:ダニエル・クレイグ、レア・セドゥ)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」MI6のジェームズ・ボンドが謎の犯罪組織の首領と対決するスパイ映画。ボンドを苦しめてきた「謎の組織」の黒幕の正体に注目です。

1.ストーリー
MI6(イギリス情報局秘密情報部)のエージェントが悪党たちを操ってきた黒幕の正体をついに突き止める。

2.キャスト
ダニエル・クレイグ(MI6)
ベン・ウィショー(MI6)
レア・セドゥ(女)

3.注目のシーン
①主役
MI6のジェームズ・ボンドダニエル・クレイグ)。メキシコで爆弾テロを企む男を銃撃。逃走する男を追って、ヘリで対決。その後、犯罪組織の会合に潜入する。

②悪役
007 カジノ・ロワイヤル』以来、ボンドを苦しめてきた悪党たち(ル・シッフル、グリーン、ミスター・ホワイトら)。連中が起こした事件の背後には黒幕が。その正体が明らかに。謎の組織「スペクター」の首領。ボンドとは非常に深い関係がある。

③キャラ
「スペクター」から命を狙われる元「スペクター」のミスター・ホワイトとその娘マドレーヌ(レア・セドゥ)。マドレーヌを守ろうとしてボンドは「スペクター」の殺し屋と対決することに。また、前作『007 スカイフォール』に続いてベン・ウィショー演じる兵器開発部の「Q」が登場。「009」に支給する予定の車をボンドに勝手に持っていかれたり、敵に追跡されるピンチに陥ったりする。

④アクション
クレイグ版『007』はハードなアクションが売り物。今作も「スペクター」の殺し屋にボンドが襲撃されるシーンが見所。ボンドが殺し屋に追われるカーチェイス、列車で襲われるシーン(列車内、時には列車の屋根の上でボンドが襲われるのはシリーズの「定番」。『007ロシアより愛をこめて』『007オクトパシー』ほか)。冒頭でボンドが爆弾テロを企む男を銃撃し、ヘリで対決するシーンも迫力。

4.感想
クレイグ版『007』シリーズの四作目。(『007 カジノ・ロワイヤル』『007 慰めの報酬』『007 スカイフォール』『007 スペクター』は話がつながっています。『007 カジノ・ロワイヤル』から順番に観ることをオススメします)。これらの作品に共通する「謎の犯罪組織」。MI6にもメンバーが潜り込んでおり、実に巨大な組織。今作では組織の会合のシーンがありますが、その組織力は国家レベルのもの。『007 カジノ・ロワイヤル』以来、ボンドを苦しめてきた悪党たちは全てこの組織のメンバー。その黒幕の正体は? 「スペクター」って懐かしいですね。ショーン・コネリー時代の組織。その首領「ブロフェルド」はいろんな人が演じてきました(テリー・サバラスほか)。「スペクター」の首領はボンドとは昔から非常に深い関係(ヘンな意味ではない)。次々に明らかになる「ボンドの過去」にも注目の内容。アクションシーン、「ボンドガール」のレア・セドゥ、「ボンドカー」、黒幕の正体、「スペクター」の会合、など見所を詰め込んだ大作です。
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