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鉄板映画:『裸の銃を持つ男』「十大見せ場&ツッコミどころ紹介」 

レスリー・ニールセンがどんくさい刑事を演じる全編ツッコミどころのコメディ映画(1988年公開)。わざとらしい系のギャグ、畳み掛けるギャグ、ソックリさんが楽しい。「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

あらすじ
ロス市警の刑事が同僚が重傷を負った事件と女王陛下暗殺計画を同時に捜査する。

1.主役
ロス市警の刑事フランク・ドレビン(レスリー・ニールセン)。ホームラン級にドジる男だが、実力は確かなもの。「結果オーライ」で最後はキッチリ事件を解決。

2.悪役
パプシュミアというどこかのテロリスト国家の男(レイ・バーク)。アメリカを敵視し、様々な陰謀を企む。この男の依頼で大物実業家ルドウィグ(リカルド・モンタルバン)は女王暗殺計画を実行しようとする。

3.同僚
フランクの同僚たち。部長のエドジョージ・ケネディ)、ノードバーグ刑事(O・J・シンプソン)、鑑識課のテッド・オルセンエド・ウィリアムズ)、ほか。

4.ソックリさん
ロス市警のフランクがなぜか海外でも活躍。ベイルートに集まった反米指導者たち(アミン大統領、アラファト、ホメイニ(?)、ゴルバチョフカダフィ、パプシュミア)と対決。そして、エリザベス女王のソックリさん、どことなくマーガレット・サッチャーに似ているロサンゼルス市長。

5.畳み掛けるギャグ
ヘロイン組織を追うノードバーグ。怪しい船に乗り込むが撃たれてしまい、よろめきながら、ケーキに顔を突っ込んだり、窓に指を挟まれたり(ノードバーグが悲惨な目に遭うのはこのシリーズの定番)。ルドウィグの部屋に潜入するフランク。部屋には高価なものでいっぱい。ルドウィグの悪事の証拠を見つけようとするフランクだが、部屋を台無しにし、「裸の銃を持つ男」になってしまう。

6.大ボケなギャグ
重傷を負ったノードバーグを見舞うフランク。ドジ踏んでノードバーグにさらにダメージを与えたり、ノードバーグの奥さんにヒドいことを言ったり。でも、フランク本人は悪いことをしたという自覚は全くない(実際にいたら厄介なタイプ)。

7.派手なシーン
病室のノードバーグが襲われる。襲撃者を追跡するフランク。アメリカ映画らしいカーチェイスに派手な爆発シーンが展開。

8.恋愛
ルドウィグの秘書ジェーン(プリシラプレスリー)に一目惚れしてしまうフランク。初対面でいきなり階段からズッコケるジェーン。ドジはドジを呼ぶ(?)二人の恋愛関係がギャグっぽく表現されています。

9.女王
大ボケタイプのコメディ映画ですが、実に「ヤバイ映画」でもあります。特にオープニングでイランのホメイニらしき人物がフランクにしばかれるシーン。あの国を怒らせるとものすごく怖いような気がする(製作者は無事かな?)。エリザベス女王のソックリさんも登場。女王歓迎パーティーでフランクが女王の上に乗ってしまうシーンもスゴイ(新聞記事には女王が逆にフランクの上に乗ってる写真も)。日本の皇族だったら、ソックリさんがいてもまず出来ないギャグだ。

10.対決
最後はフランクが野球場でルドウィグと対決。その前にフランクが「エンリコ・パラッツォ」なる高名なオペラ歌手になりすましてド下手な国歌を歌ったり、審判になりすまして試合をかき乱したり。全てが見どころ、ツッコミどころの傑作です。

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