「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『グレン・ミラー物語』(1954年:ジェームズ・ステュアート、ジューン・アリソン)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」実在の音楽家の半生を描いた実録モノ映画。音楽シーン、コミカルな演出、人間関係、ルイ・アームストロングに注目の名作です。

1.ストーリー
実在の音楽家の成功と最期。

2.キャスト
ジェームズ・ステュアート(音楽家
ジューン・アリソン(妻)
リー・モーガン(友人)
チャールズ・ドレイク(マネージャー)
ルイ・アームストロング(本人)

3.注目のシーン
①主役
楽家グレン・ミラー(ジェームズ・ステュアート)。トロンボーン吹きであるが、金欠のため楽器を質に入れたり出したり。楽団に入れてもらって演奏旅行をしながら「独自の音楽」を目指す。

②キャラ
昔なじみの女性ヘレン・バーガー(ジューン・アリソン)。婚約中であるが、グレンの強引なアタックに陥落、妻に。グレンと行動を共にするピアノ弾きのチャミー・マグレガー(ハリー・モーガン)、マネージャーのドン・ヘインズ(チャールズ・ドレイク)。グレンとヘレンのそれぞれの両親、家族。    

③音楽
やっぱり見せ場は音楽シーン(「ムーンライト・セレナーデ」など)。グレンがトロンボーンを演奏するシーン、指揮者となって自分の楽団を率いるシーン、ジャズ喫茶でルイ・アームストロングが演奏するシーン、自宅でのパーティー、軍に入隊して楽団で若い兵士を勇気づけるシーン、女性歌手による軍への慰問、など。

4.感想
グレン・ミラーの半生を描いた作品。明るいグレン。質屋通いであるが、自分の楽団を作るという夢を持っている。持ち前の明るさで明るい女性ヘレンと結婚。金欠になりながらもその音楽が認められ、レコードも大ヒット。「音楽家」として入隊。アメリカ、イギリス各地で戦地の若い兵を音楽で励ますが・・・。グレン・ミラーという人物、その人間関係、音楽シーンが見せ場の映画。グレンの軽妙なジョーク。「金欠シーン」ではちょっと笑えるようなBGM。笑いの演出も入っていますが、やっぱりラストは悲しい。「虎は死して皮を残す」と言いますが、グレン・ミラーは「永遠に残る芸術」を残しました。彼のキャラ、生き様に注目の名作です。

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