「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『サイコ』(1960年:アンソニー・パーキンス、ジャネット・リー)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」ヒッチコック監督作。会社のカネを横領した女がモーテルのシャワールームで襲われるサスペンス映画。事件の真相&犯人に注目です。

1.ストーリー
金欠男と交際している女が会社のカネを横領し、その途中、寂れたモーテルに泊まることになったが・・・。

2.キャスト
アンソニー・パーキンス(モーテル経営者)
ジャネット・リー(横領犯)
ヴェラ・マイルズ(妹)
ジョン・ギャヴィン(金欠男)
マーティン・バルサム(探偵)

3.注目のシーン
①主役
不動産会社に勤めるマリオン(ジャネット・リー)。離婚歴がある金欠のサム(ジョン・ギャヴィン)と交際中。あるカネ持ちがマリオンの会社から住宅を購入。その代金4万ドルをマリオンが銀行に預けることになったが・・・。        

②悪役
4万ドルを横領するマリオン。途中、警官に怪しまれながらも「ベイツ・モーテル」に到着。そこの経営者ノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)と会話後にシャワーを浴びるが何者かに襲われ、絶命。    

③キャラ
消えたマリオンを捜す妹ライラ(ヴェラ・マイルズ)&サム。会社から捜査を依頼された探偵アーボガスト(マーティン・バルサム)。夜中に「マリオン失踪」の調査をライラ&サムに依頼されてしまう保安官&妻。他に、マリオンの不審な態度に戸惑う中古車屋のセールスマン。

④サスペンス
逃亡するマリオン(何故か笑顔)。ところがパトロール警官にしつこくされて、ドキドキ。ノーマンは鳥の剥製を作るのが趣味の不気味な奴で、キレ気味の口調になったりする。そして、シャワールームでの惨劇。緊迫感&犯人の正体がこの映画の見せ場。

4.感想
説明不要の有名作。異常な事件を描いたもの。シャワールームでの惨劇、ライラが経験する地下室での恐怖が大きな見せ場。公開当時、映画の途中で劇場に入るのを客に禁じたという。「緊迫感」「ストーリー展開」を重視した作品であったからだと思われます。また、「愛情が強すぎると精神を乗っ取られてしまう」という危険を訴える内容でもあります。ジャネット・リーの美しさ、気付かないぐらいチョイ役のヒッチコック、被害者の車がゆっくり沼に沈んでいくシーン、アーボガストがノーマンを追い込むシーン、ラストで医者が事件の真相を説明するシーンにも注目です。

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