「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『男と女』(1966年:アヌーク・エーメ、ジャン=ルイ・トランティニャン)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」配偶者を亡くした過去がある男女が引かれ合う愛の映画。有名なテーマ曲、男女が引かれていくプロセス、過去を振り返るシーンに注目です。

1.ストーリー
妻を亡くしたカーレーサーと夫を亡くした映画関係者の女性が子供の学校を通じて知り合いになり・・・。

2.キャスト
ジャン=ルイ・トランティニャン(男)
アヌーク・エーメ(女)
ピエール・バルー(亡き夫)
ヴァレリー・ラグランジュ(亡き妻)

3.注目のシーン
①主役
カーレーサーのジャン(ジャン=ルイ・トランティニャン)。妻を亡くした苦い思い出。今では息子アントワーヌの成長が生きがい。映画関係者のアンヌ(アヌーク・エーメ)。スタントマンの夫ピエール(ピエール・バルー)を事故で亡くしてしまったが、娘フランソワーズと暮らす。

②出会い
同じ寄宿学校に通うアントワーヌとフランソワーズ。子供同士が親しく、ジャンとアンヌも引かれ合う。モンテカルロでのレースを終えたジャン。アンヌから「愛の電報」を受け取り、パリへ。再会した二人は一夜を過ごすが・・・。

4.感想
不朽の名作。正直なところ、それほど良い映画とは思えませんでしたが、ラストシーンで観客を熱くさせる演出が巧かったのではないかと。それぞれ配偶者を亡くした男女。子供と過ごす時間も楽しいけれどやはり寂しい。ということで引かれ合うジャンとアンヌ。ジャンは過去を「過ぎたこと」として心の中にしまっておこうとする。アンヌは? 過去がある男女がお互いに引かれ合っていくプロセスが見せ場の愛の映画。有名なあの曲(シャバダ シャバダバダ~)はラストで。他にも音楽が流れるシーンがあります(「狂おしい愛に~」といった歌詞の曲、ほか)。なぜかカラーとモノクロの映像が交互に流れることでも有名な映画(現在のシーンがモノクロ、過去のシーンがカラー。どうやら「過去の記憶の方が鮮明」という演出らしい)。愛、結末(駅のシーン)、音楽に注目の作品です。

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