「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『マックQ』(1974年:ジョン・ウェイン、ダイアナ・マルドア)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」刑事が同僚を殺されてその謎を追うサスペンス&アクション映画。アメリカ警察の闇、犯罪者との癒着、裏切りがテーマです。

1.ストーリー
刑事が殺され、その同僚が事件を追うが意外な展開に困惑する。

2.キャスト
ジョン・ウェイン(刑事)
ダイアナ・マルドア(未亡人)
エディ・アルバート(署長)
アル・レッティエリ(犯罪者)

3.注目のシーン
①主役
シアトル市警察の刑事マックQ(ジョン・ウェイン)。同僚スタン・ボイル(ウィリアム・ブライアント)と二名の警官が射殺される事件発生。麻薬がからんだ事件とニラんだマックは犯罪者サンティアゴアル・レッティエリ)を締め上げる。

②悪役
三名の警官を殺した黒幕。警察の証拠保管倉庫に保管されている薬物を奪おうとする連中。マックにワナを仕掛けた連中。その正体は?

③キャラ
スタンの未亡人ロイス(ダイアナ・マルドア)。バーの女で裏社会に詳しいマイラ(コリーン・デューハースト)。マックの上司エド・コスターマン署長(エディ・アルバート)、同僚フランクリン・トムス(クルー・ギャラガー)、J・C・デイヴィス(ジム・ワトキンス)。マックの別れた妻で富豪と再婚したエレイン・フォレスター(ジュリー・アダムス)、娘ジンジャー。他に、情報屋の怪しい黒人。

④アクション
サスペンス風味のアクション作。黒幕が謎のままストーリーが展開。サンティアゴが送り込んだ殺し屋とマックの撃ち合い、麻薬強奪犯とカーチェイス、トレーラーに挟まれ危機一髪、汚職刑事との撃ち合い、サンティアゴ一味との決着戦が見せ場。

⑤笑い
シリアスな内容のため楽しいシーンは少ない。しつこいチンピラにマックが蹴りを入れるシーン、サンティアゴをしばき倒すシーンがちょっと楽しい。

4.感想
西部劇の男ジョン・ウェインが現代劇に登場。「型破りな刑事マック」を演じています。警官三名が殺されるオープニング。その背景には警察が押収した薬物が。数百万ドル相当の薬物をそのまま焼却処分するのはもったいない、などと考えた黒幕が犯罪者と組んでそれを横領。そしてマックと対決。どんな戦いになるか? 汚職がテーマの作品。事件の真相、黒幕の正体が見せ場。アクションシーンに登場するマシンガンが迫力。ただでさえ凄腕のマックがマシンガンを手にしたら敵はひとたまりもありません(まさに「鬼に金棒」といった感じ)。怪しい情報屋が作品のミステリアスな雰囲気をアップさせているシーンにも注目です。

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