「鉄板映画:人気スター映画のブログ」スタローンが凶悪犯と対決するアクション映画(1986年公開)。個性的な「コブラ」に注目。YouTubeにアップされた予告編を解説します。
予告編の内容(画像は全て予告編から)
(Cobra)
1.主役
ロス市警の刑事マリオン・コブレッティ(シルヴェスター・スタローン)。その名前から「コブラ」と呼ばれる。しかし、「マリオン」は「女っぽい名前」ということで本人は気に入っていない。
2.武器
射撃の腕は一流のコブラ。銃にコブラのイラスト。マシンガンや手榴弾も使いこなす。
3.アメリカ
一見平和なアメリカ。しかし、強力なショットガンを持った男がスーパーマーケットを襲って乱射。危ないグループに所属し、狂信的な考えに取り憑かれている。
4.仕事ぶり
武装強盗には慣れているコブラ。スーパー立て籠もり犯を始末する前に売場のビールを一口。もちろんこの行動にはちゃんと意味がある。
5.マスコミ
凶悪犯の人権を尊重するマスコミ。銃で解決するコブラはマスコミの格好のエジキ。
6.上司
コブラの上司にあたるシアーズ警部(アート・ラフルー)、モンテ警部補(アンドリュー・ロビンソン)は凶悪犯に対応できない人たち。モンテはエラそうな奴でコブラの無慈悲な姿勢をイチイチ嫌味ったらしく非難する。
7.カルト
「新世界」なるグループ。そのリーダー格の男ナイト・スラッシャー(ブライアン・トンプソン)はナイフで無防備な一般市民を襲う。そのことを「世直し」といって正当化。このグループは警察内部にもシンパがいる。
8.目撃者
仕事帰りにナイト・スラッシャーの犯行を目撃したモデルのイングリット・ヌードセン(ブリジット・ニールセン)。そのことによって「新世界」から狙われ、入院先の病院で襲われる。
9.カーアクション
イングリットをどこまでも追う「新世界」。彼女をガードすることになったコブラが連中とカーチェイス。
10.アクション
「コブラ vs. 新世界」が見せ場。しつっこく追ってくる「新世界」にコブラがマシンガン、手榴弾などで応戦。最後は鋳物工場でナイト・スラッシャーと一騎打ち。
(予告編:YouTube)
(コメント)
スタローン版『ダーティハリー』。『ダーティハリー』の悪役「スコルピオ」を演じたアンドリュー・ロビンソン、ハリー・キャラハンの相棒役を演じたレニ・サントーニが出演。上司役のアート・ラフルーもキャラハンの上司に似ている。ド派手なアクションが売り物の映画。特にピックアップトラックの荷台からマシンガンを打ちまくるコブラの姿は『スカーフェイス』のトニー・モンタナ(アル・パチーノ)にそっくり。過去の名シーンや名作を意識した傑作。スタローンとニールセンは当時、新婚夫婦。何かと見せ場が多い作品ですが、やっぱり「コブラ」というキャラに注目。予告編には出てきませんが、ピザをハサミで切って食うシーン、チンピラのシャツを「ビリッ」と破るシーンも見せ場。そちらの方は是非、本編で。
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