「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『オーメン』(1976年:グレゴリー・ペック、リー・レミック)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」非公式に養子を引き取ったアメリカ人夫婦に不幸が起こるホラー映画。「悪魔の子」の持つ邪悪なパワー、結末に注目です。

1.ストーリー
イタリア勤務のアメリカ外交官に子供が産まれたが、死産。代わりに同じ日に生まれた子を「実子」として引き取ったが・・・。

2.キャスト
グレゴリー・ペック(外交官)
リー・レミック(妻)
デビッド・ワーナー(カメラマン)
ビリー・ホワイトロー(家政婦)
パトリック・トラウトン(神父)

3.注目のシーン
①主役
イタリア勤務のアメリカ外交官ロバート・ソーン(グレゴリー・ペック)。ようやく子を授かったと思ったら、死産。スピレット神父(マーティン・ベンソン)の勧めで同じ日(6月6日)に生まれた子(ダミアン)を「実子」として引き取る。しかし、妻キャサリンリー・レミック)はそのことを知らず、「自分の子」として育児。

②異変
成長するダミアン。しかし、ベビーシッターのホリーが唐突に自死。その代わりとしてやってきた家政婦ベイロック(ビリー・ホワイトロー)は邪悪な意思を持つ女。ローマからやってきたブレナン神父(パトリック・トラウトン)が「ダミアンが悪魔の子であり、いかに危険か」をロバートに説明するが、ロバートは信用しない。しかし、不可解な出来事が連続するため、ロバートはカメラマンのジェニングス(デビッド・ワーナー)と共に「ダミアンの出生」について調べようとする。そして・・・。

4.感想
次々に展開されるショッキングなシーンで見せるホラー映画史上最高傑作(「ホラー映画」は意味不明だったり、ただ残酷なシーンを見せたいだけだったりすることが多い。しかし、この映画は悪役が実に手際良く邪悪な目的を達成しようとするなどストーリーがよくできています)。主役は名優グレゴリー・ペック。年を取ったロバート。ようやく子供ができた、と思ったら死産。妻にショックを与えたくないと考え、他人の子を実子として引き取る。妻には内緒で。しかしながら、なぜスピレット神父はロバートに悪魔の子を引き取らせたんでしょうね? しかも、その後にヒドイ目に。どうやらこの映画の悪魔は催眠術が使えるようです。家政婦ベイロックはかなりヤバイ奴。キャサリンは気の毒な役どころ。ストーリー展開が見せ場の映画であるため、内容の説明はこのくらいで。見所は、悪魔がソーン家を選んだ理由、様々な悲劇(自死、串刺し、転落死、大やけど、ガラス板)、サファリパークのシーン(逃げる動物、襲う動物)、墓地を調査、ブーゲンハーゲン(イスラエルの古都メギドに住むエクソシスト。演:レオ・マッカーン)、警官隊の追跡、教会での出来事。続編が作られそうなストーリー&結末(実際、そうなった)。悪魔一派の動き&その目的に注目です。

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