「鉄板映画:人気スター映画のブログ」アフリカの殺人ウイルスがアメリカに上陸してパニックが起こるサスペンス映画。致死率100%の緊迫感、軍が隠す秘密に注目です。
1.ストーリー
アフリカの殺人ウイルスが密猟された猿を通じてアメリカ上陸。
2.キャスト
ダスティン・ホフマン(大佐)
レネ・ルッソ(ウィルス研究者)
キューバ・グッディング・Jr(少佐)
ドナルド・サザーランド(少将)
モーガン・フリーマン(准将)
3.注目のシーン
①過去
1967年、アフリカのザイール。伝染病に苦しむ多くのアメリカ兵。爆弾投下で全てが消えた。
②現在
メリーランド州の陸軍ウイルス研究所。「レベル4施設(エボラなどの「治療法やワクチンが無いウイルス」を研究する区域)」でウイルス研究をするサム・ダニエルズ大佐(ダスティン・ホフマン)。ザイールで伝染病が発生し、ケイシー・シュラー中佐(ケヴィン・スペイシー)、ソルト少佐(キューバ・グッディング・Jr)らと現地へ。感染者が使用した井戸から感染が広がったと推定。ザイールの村を全滅させたウイルス「モターバ」を研究するサムたち。そして、アフリカで密猟された猿がアメリカへ・・・。
③軍隊
「モターバ」に感染した猿に口から水をかけられたり、ひっかかれたり。それがキッカケで感染が急速に広がり、次々に感染者がボストンの病院に運ばれる。「ウイルス封じ込め作戦」をビリー・フォード准将(モーガン・フリーマン)に命じるマクリントック少将(ドナルド・サザーランド)。軍隊が町を封鎖。ボストン入りするサムとCDC(アメリカ疾病予防管理センター)のロビー(レネ・ルッソ)。ミスで感染してしまうケイシーら。血清を作るには森に捨てられた「モターバに免疫がある猿」を捕まえるしかない・・・。
4.感想
何とも憂鬱になってくる映画。人類はウイルスと戦ってきた歴史。次から次へとキリがない。ワクチンだの血清だのでは対応できないウイルスが広がることもあるのでは? という恐怖を表現したのが、この『アウトブレイク』。「恐怖のウイルス」モターバ。感染すると臓器を破壊され、2,3日で確実に死亡する。かつて軍が空爆で葬ったはずのモターバが再びアフリカで。そしてアメリカ上陸、全米が恐怖。「致死率100%」だが「感染しても発症しない猿がいる」ということでサム・ダニエルズ大佐が猿捜しに奔走。愛するロビーや仲間を助けることができるのか? 見所は、1967年ザイールでの惨状、厳重なレベル4施設、多くの遺体にパニックを起こすソルト、猿から感染した男たち&広がる感染(空港・映画館・病院)、町から脱出しようとする町民、ホワイトハウスでの対策会議、軍人同士の確執(軍の隠蔽が背景)、空中戦(ヘリ vs. ヘリ)、血清の効果。「ウイルス」というものは不思議なもの。「致死率100%」なら感染者はすぐに死んでしまうから逆に感染が広がらないらしい。「免疫を持つ感染者」がいることによってより感染が広がるらしい。
(YouTube)
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