鉄板映画：『オスロ国際空港/ダブル・ハイジャック』（1974年：ショーン・コネリー）

「鉄板映画：人気スター映画のブログ」ノルウェー治安部隊が二つの事件を同時に捜査するサスペンス・アクション映画。コネリー演じる「タルビック大佐」に注目です。

１．ストーリー
英国を敵視するテロリストがノルウェーで英国大使を人質に取り、その仲間は旅客機をハイジャック。ノルウェー治安部隊が両方の事件に同時に取り組む。

２．キャスト
ショーン・コネリー（ノルウェーの大佐）
ジョン・クエンティン（テロリスト）

３．注目のシーン
①事件
英国を敵視するテロリストのシェパード（ジョン・クエンティン）。ノルウェーで英国大使を人質に取り、同志の釈放と逃走用の軍用機を要求。ノルウェー治安部隊のタルビック大佐（ショーン・コネリー）がシェパードと交渉するが、シェパードの仲間レイが旅客機をハイジャック。タルビックはハイジャッカーとも交渉。

②逃走
人質を連れて大使館から空港へ向かうシェパード。ノルウェー＆イギリス当局による人質救出作戦の結果は？

４．感想
「緊張感」とストーリー展開が売り物の映画。「人質事件・ハイジャック」に「イギリス政府の密かな企み」が加味されたサスペンス的な内容。それに「ハイジャック映画あるある」な演出＆ちょっとしたツッコミどころ。大使館占拠事件とハイジャック事件に同時に取り組むコネリー演じるタルビック大佐。タルビックや人質になったつもりで鑑賞するのがオススメ。見所は、シェパードとタルビックの交渉、時計がスイッチになっている爆弾（が旅客機に仕掛けられている、という設定）、ハイジャッカーに抵抗する（無謀な）乗客、タイヤをパンクさせながら着陸する旅客機、小型飛行機に乗ったテロ仲間の追跡、ストッキング（？）で顔を隠すシェパード（変顔になってギャグっぽい感じに）、人質の替え玉作戦、タルビックとテロリストの対決、英国の誤算・ミステイク。

（YouTube）