「鉄板映画:人気スター映画のブログ」七人の用心棒がメキシコの小さな村を守ろうとする西部劇。アメリカ版『七人の侍』。「七人」の凄腕と個性、銃撃戦に注目です。
1.ストーリー
七人のガンマンがメキシコの小さな村を略奪する悪党と対決する。
2.キャスト
ユル・ブリンナー(七人)
スティーブ・マックイーン(七人)
チャールズ・ブロンソン(七人)
ジェームズ・コバーン(七人)
ブラッド・デクスター(七人)
ロバート・ヴォーン(七人)
ホルスト・ブッフホルツ(七人)
イーライ・ウォラック(悪党)
3.注目のシーン
①主役
ガンマンのクリス(ユル・ブリンナー)。悪党に荒らされているメキシコの小さい村からの依頼で村を守ることに。
②悪役
村を荒らす悪党カルヴェラ(イーライ・ウォラック)とその手下たち。抵抗する者は容赦なく殺す無慈悲な連中(そんな貧しい村を襲うなよ、という気もしますが、西部劇には「撃たれる悪役」が必要なのです)。
③キャラ
何と言っても「七人」が個性的でカッコいい。クリス(ユル・ブリンナー)、ヴィン(スティーブ・マックイーン)、オライリー(チャールズ・ブロンソン)、ブリット(ジェームズ・コバーン)、ハリー(ブラッド・デクスター)、リー(ロバート・ヴォーン)、チコ(ホルスト・ブッフホルツ)。大した報酬も出ない仕事なのに様々な理由で集まった七人。それぞれのキャラ・戦う目的に注目されたい。
4.感想
説明不要の古典的名作。エピソードも豊富(ブリンナーがセリフを言うシーンの撮影でマックイーンが目に付くような余計な動きをよくやっていたらしく、「いらんことすな」といった感じでブリンナーがイラっとしたとか)。黒澤明『七人の侍』のリメイク映画。悪党カルヴェラ一味がメキシコの小さい村を荒らす。護衛のために村人が町で銃を買おうとするが、代わりに凄腕のガンマンを雇うことに。結果的に集まった七人のガンマン。腕が立つ者ばかり。カルヴェラ一味とどんな戦いを展開するのか? 「七人」が魅力的な映画(個人的にはジェームズ・コバーンが一番気に入っています)。全員に見せ場がありますので、どのキャラのファンでも楽しめる内容になっています。乱戦のシーンでは「好きなキャラ」を中心に鑑賞するといいかも。見所は、ブリットがナイフで勝負するシーン、ガンマンが悩みを語るシーン、七人がカルヴェラ一味に包囲されてしまうシーン(肝心なところで弱さを見せてしまう農民たち)、銃撃戦。
(YouTube)
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