「鉄板映画:人気スター映画のブログ」「ジャッジ」が世界支配を企む男に陥れられてしまう『ジャッジ・ドレッド』、新旧のヒットマンが対決するスリリングな『暗殺者』を紹介します。
『ジャッジ・ドレッド』(Judge Dredd)
1.ストーリー
「ジャッジ」が未来世界を支配しようとする男と対決する。
(1995年公開)
2.キャスト
シルヴェスター・スタローン(ジャッジ)
ダイアン・レイン(ジャッジ)
ロブ・シュナイダー(前科者)
アーマンド・アサンテ(囚人)
マックス・フォン・シドー(長官)
3.注目のシーン
①主役
「第三ミレニアム時代」が舞台の映画。地球は荒廃。人口過密な「メガシティ」では犯罪が多発。悪化する一方の治安に対応するのは「ジャッジ」と呼ばれる役人。警察活動、裁判、刑の執行を一人で行う権限を持つ。「ジャッジ」のドレッド(シルヴェスター・スタローン)。同僚ハーシー(ダイアン・レイン)らと共に暴動の鎮圧。非情すぎるドレッドにハーシーはついていけない様子。
②悪役
殺人で逮捕されてしまったドレッド。ワナを仕掛けたのはリコ(アーマンド・アサンテ)。元ジャッジでドレッドに捕まったことを恨んでいる男。アスペン刑務所から脱獄し、戦闘ロボットで町を支配しようとしている。
③キャラ
「ジャッジ評議会」の長官ファーゴ(マックス・フォン・シドー)。ドレッドを救うため、自ら犠牲となることを選ぶ。他に、ロボットを不正使用してドレッドに逮捕されるハーマン(ロブ・シュナイダー)。冤罪で捕まったドレッドと共に刑務所へ送られることになったが、飛行機が墜落。「エンジェルファミリー」に脅されるハメに。
④アクション
ドレッドが「ジャッジ」としての任務を果たすシーン、凶暴なエンジェル一家との戦い、リコとの因縁の対決が主な見せ場。
4.感想
スタローンの未来モノ。あのダイアン・レインが出演。ドレッドがライバルらと戦うシーンが迫力のハードな内容。『デモリションマン』と同様、「未来を描いた映画」ですが、コチラの方が悲惨。荒廃した街。死んだ方がマシと思うような世界が舞台。社会自体が荒廃しているのが「治安悪化」の原因。それなのに街を管理する「ジャッジ評議会」はその問題を「処刑」で解決しようとする。ワナとはいえ「罪人」になってしまったドレッド。どんな反撃を展開するか? 個人的には未来の道具(「空飛ぶスクーター」など)・描写に注目。特に注目なのが「DNA内蔵の銃」。ストーリー上、重要な役割を果たすアイテムですが、銃の規制が話題になるアメリカでホントに製造されるようになるかも、と思うようなスグレもの。ドレッド&ハーマンが黒コゲにならないよう全力疾走するシーン、女同士の闘いにも注目の傑作です。
(予告編:YouTubeより)
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『暗殺者』(Assassins)
1.ストーリー
二人の暗殺者が対決する。
(1995年公開)
2.キャスト
シルヴェスター・スタローン(暗殺者)
ジュリアン・ムーア(ハッカー)
アントニオ・バンデラス(暗殺者)
3.注目のシーン
①主役
暗殺者のロバート・ラス(シルヴェスター・スタローン)。その道のトップ。パソコンで暗殺の依頼を受け、実行するのがいつものパターン。ある依頼により墓地で狙撃しようとするが、何者かが先にターゲットを始末。あせったラスだが、冷静にその男を追う。
②悪役
暗殺者のミゲル(アントニオ・バンデラス)は暗殺者としてトップに立ちたいと考えている男。ラスのターゲットを横取り。どうやら「ラスに暗殺の依頼を出している奴」がミゲルの背後にいるようだ。
③キャラ
盗んだデータを売る女エレクトラ(ジュリアン・ムーア)。実に危険なことをしているのに気付いていない。暗殺者に狙われるが、ラスが彼女を救助。
④アクション
狙撃。そして「ラス vs. ミゲル」。カーアクション、爆発シーン、火事で焼けた廃墟ホテルでの決着戦に注目。
4.感想
スタローンとバンデラスが暗殺者を演じる「二大スター」作品。「無口なラス」と「無駄口が多いミゲル」。好対照なキャラ。ニラみ合う二人。勝負の行方は? 暗殺者役が似合っていたバンデラス。スタローンの方はちょっと微妙(二度見したり、コーヒーを吹き出したり、ターゲットの女と仲良くなったり)。そんな二人の対決が見せ場。決着戦で決め手となった「サングラス」、銀行の高い手数料(預金を現金化するのに2割の手数料。銀行ボロ儲け?)、「死者の日」、最後に登場する黒幕にも注目の作品です、
(予告編:YouTubeより)
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