「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:ジム・キャリー特集(2)「オーバーアクションのペット探偵」

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」ペット専門の探偵が誘拐されたイルカを捜す『エース・ベンチュラ』、誘拐されたコウモリを捜すシリーズ第二弾『ジム・キャリーのエースにおまかせ!』を紹介します。

『エース・ベンチュラ』(Ace Ventura)

1.ストーリー
ペット専門の探偵が誘拐されたイルカを捜す。
(1994年公開)

2.キャスト
ジム・キャリー(ペット探偵)
コートニー・コックス(調査係)
ランドール・コッブ(荒くれ男)
ショーン・ヤング(警部補)
ウド・キア(億万長者)

3.注目のシーン
①主役
ペット専門の探偵エース・ベンチュラ(ジム・キャリー)。いちいちオーバーな動き(そのウザい態度に周囲の人たちはウンザリ)。ある日、フットボールチーム「ドルフィンズ」のマスコットであるイルカが誘拐される事件発生。犯人も動機も不明。「動物事件」ということで、「ドルフィンズ」のメリッサ(コートニー・コックス)はエースに捜査を依頼。

②悪役
イルカを盗んだ奴。何のために? 犯人につながる手がかりは指輪のものと思われる「石」のみ。「フットボールに関係がある指輪」ということで、エースとメリッサは調査を開始する。

③キャラ
エースをウザがるアインホーン警部補(ショーン・ヤング)、エースと知り合いの黒人警官、魚用の大きな水槽を所有しているためエースに「誘拐事件」の犯人として怪しまれてしまう億万長者ケンプ(ウド・キア)、オープニングに登場する荒っぽい男(ランドール・コッブ:ボクサー。ラリー・ホームズの世界ヘビー級タイトルに挑戦したことがある)。本物のアメフト選手ダン・マリーノが本人役で出演。

④笑い
「ペット専門の探偵」というアイデアが面白い。オープニングで「気の毒な犬」を救出するエース。しかし、危ない男(ランドール・コッブ)にバットで襲撃されて車はボロボロ。こっそりアパートでペットを飼い、それが大家にバレないように小細工。人間よりも自分の安全よりも動物の方が大事、というエースがいろいろやらかすシーンが見せ場。

4.感想
ドルフィンズ」のイルカが誘拐され、エースとメリッサが捜査する。犯人は意外な人物。どんな結末になるか? エースが体を張って事件捜査するシーンで笑わせる映画。ただ、この「エース・ベンチュラ」というキャラには好き嫌いが別れるかも(いちいちオーバーアクション、人をおちょくるような態度)。でも、オススメのシーンはたくさん。(オープニングの)犬の救出劇、警察署のシーン(ふざけるエースにアインホーンがイライラ)、エースが珍妙な行動でケンプを怒らせるシーン、指輪の持ち主を体を張って調査するシーン(この映画で一番面白い)、病院に潜入するシーン、事件の真相が明らかになるシーン、ほか。面白いとこを自由に楽しむ娯楽作です。

作品情報:各種資料より
ジム・キャリーはこの映画で第15回ゴールデンラズベリー賞最低新人賞にノミネートされた(下品なシーン、バカすぎるシーンが多かった)

ウド・キア:独特の表情をした俳優。『悪魔のはらわた』『JM』『ブレイド』ほか。
(予告編:YouTubeより)

www.youtube.com

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ジム・キャリーのエースにおまかせ!』(Ace Ventura: When Nature Calls)

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映画チラシ

1.ストーリー
ペット専門の探偵がアフリカで誘拐されたコウモリを捜す。
(1995年公開)

2.キャスト
ジム・キャリー(ペット探偵)
イアン・マクニース(イギリス領事館の男)
サイモン・キャロウ(イギリス領事館の領事)
ボブ・ガントン(サファリパークの経営者)    
ソフィー・オコネドー(酋長の娘)

3.注目のシーン
①主役
まさかの第二弾。いちいちオーバーアクションなペット探偵エース・ベンチュラ(ジム・キャリー)が再び。前回は誘拐されたイルカを捜す仕事でしたが、今回は誘拐されたコウモリを捜す仕事でアフリカへ。動物好きのエース。動物だらけのアフリカは彼にピッタリの職場だ。

②悪役
コウモリを誘拐した奴。何のために? このコウモリはある部族にとってはとても重要なもの。アフリカの荒っぽい部族ワチュトゥの男とワチャティ族の娘(ソフィー・オコネドー)が結婚することになったが、このコウモリは部族間の「友好の印」。もしコウモリがいなければ部族同士の果たし合いになる、とのこと。

③キャラ
部族間の争いを避けたいイギリス領事館。そのスタッフであるフルトン(イアン・マクニース)がエースにコウモリ捜索を依頼。イギリス領事館の領事ヴィンセント(サイモン・キャロウ)とサファリパークの経営者クイン(ボブ・ガントン)は密会して何やらコソコソ。テキトーな通訳でエースをピンチに追い込む男、エースと腕比べするワチュトゥの男にも注目。

④笑い
「お笑い」はエースと大ボケな通訳が担当。オープニングのスタローン『クリフハンガー』のパロディ、エースが怪しい男を監視するシーン(作り物のサイの中で汗だくになる「おバカ」なエース)。いい加減な通訳のせいで荒っぽい部族の男と腕比べするハメになったり、逃走する黒幕を追いかけたりするシーンは迫力&コミカル。

4.感想
あの「オーバーアクション男」エースがアフリカへ。お調子者のエース。アメリカではテキトーなこと言ったりしながらピンチを切り抜けることができましたが、言葉が通じないアフリカではどうか? エースがコウモリを捜しながらいろいろやらかす映画。エースが怪しい男を監視&作り物のサイ、荒っぽい部族の男と腕比べ、が個人的にオススメ。アフリカが舞台。多くの動物たちやジャングル。「自然」を感じる内容(密猟者も登場)。エースの体を張った仕事ぶりがコミカルな珍作。大暴れする動物たちにも注目です。

(予告編:YouTubeより)

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