「鉄板映画：人気スター映画のブログ」あの展示品たちが移転させられて大騒動が起こる『ナイト ミュージアム2』、展示品たちを動かす「石板」の謎を描いた『ナイト ミュージアム エジプト王の秘密』を紹介します。
『ナイト ミュージアム2』（Night at the Museum: Battle of the Smithsonian)
１．ストーリー
あの展示品たちが移転させられて大騒動が起こる。
（2009年公開）
２．キャスト
ベン・スティラー（ビジネスマン）
ハンク・アザリア（飛行士）
オーウェン・ウィルソン（西部の男）
ロビン・ウィリアムズ（大統領）
ハンク・アザリア（エジプト王）
３．注目のシーン
①主役
あれから二年後。「デイリー発明社」の社長になったラリー・デイリー（ベン・スティラー）。新製品が次々に大当たり。ところがかつて警備員として勤務したあの自然史博物館が「バーチャル方式」に改装されることになり、多くの展示品が撤去される予定。「最後の夜」を展示品たちと過ごす。
②キャラ
前回に続き展示品が活躍。西部の男（オーウェン・ウィルソン）、ローマ時代の男（スティーヴ・クーガン）、セオドア・ルーズベルト（ロビン・ウィリアムズ）、開拓時代の女サカジャウィア（ミズオ・ペック）、エジプト王アクメンラー（ラミ・マレック）など。新キャラは女パイロットのアメリア・イアハート（エイミー・アダムス）、「首振りヘッド」のアインシュタイン博士。
③悪役
今回も悪役が登場。あの世から復活して世界征服を狙うエジプト王カームンラー（ハンク・アザリア）。アクメンラーの兄で、なかなかの悪だった過去。あの「アクメンラー王の石版」を奪取してあの世から自分の軍勢を呼ぶ計画。そのため、展示品のイワン雷帝、ナポレオン、アル・カポネを傘下に入れる。
④演出
基本的なコンセプトは前回と同じ。「展示品が動くことによって起こる騒動」を鑑賞する映画。ただし、今回の舞台は主にスミソニアン博物館（実際に館内で撮影されたシーンもあるとか）。大暴れする巨大タコ、ラリー＆アメリアが追われてモノクロ写真に入ってしまうシーン、「身長コンプレックス」をイジられるナポレオン、「（独特の）声」をカームンラーにイジられてしまうダースベイダー（冷やかされて情けない感じ）、キュートなリス＆ローマ兵（スティーヴ・クーガン）、砂に埋もれる西部男（オーウェン・ウィルソン。ジャッキー・チェンと共演した『シャンハイ・ヌーン』（2000年）では砂漠に埋められるシーンがあった）、展示品軍＆カームンラー軍、ラリーが素敵な美女と空を飛ぶシーンなどが見せ場。特別出演のジョージ・フォアマン（ボクサー）にも注目されたい。
４．感想
夜になると展示品が動き出す『ナイト ミュージアム』の続編。今回はカリスマ的な古代エジプトの王子が乱を起こす内容。展示品たちが移転させられ、「王の中の王」＆手下たち（イワン雷帝、ナポレオン、アル・カポネ）が大騒動を起こす。その結末は？ 軽い気持ちで鑑賞するのがオススメのファンタジー作品。ヘンな緑色のキャラクター（『セサミストリート』のキャラ）、ライト兄弟といったチョイ役にも注目です。
（予告編：YouTubeより）
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『ナイト ミュージアム エジプト王の秘密』（Night at the Museum: Secret of the Tomb)
１．ストーリー
展示品たちを動かす「石板」の謎が明らかに。
（2014年公開）
２．キャスト
ベン・スティラー（夜警）
ロビン・ウィリアムズ（大統領）
オーウェン・ウィルソン（西部の男）
ヒュー・ジャックマン（舞台俳優）
３．注目のシーン
①主役
自然史博物館の夜警ラリー・デイリー（ベン・スティラー）。博物館のプラネタリウムがお披露目されることになり、その演出を担当。ところがあの「石板」が変色し、展示品たちが異常行動を起こしてしまう。
②石版
「アクメンラー王の石版」。1938年にエジプトで少年によって偶然に発掘されたものであるが、なんとそのときの少年は元夜警のセシルだった（一作目に登場して石版を盗み出そうとした。彼は「発見者」であるからそれなりに所有権がありそう）。
③英国
石版が変色するのを食い止めたいラリー。アクメンラー王（ラミ・マレック）によると父ナイル王が「石板の謎」に詳しいという。そこでラリーは展示品のアクメンラー王、セオドア・ルーズベルト（ロビン・ウィリアムズ）、西部の男（オーウェン・ウィルソン）、ローマ兵（スティーヴ・クーガン）、アッティラ（パトリック・ギャラガー）、サカジャウィア（ミズオ・ペック）らと共にナイル王が保管されているロンドン「大英博物館」へ。
④悪役
意外に単純だった「石板の謎」。しかし、大英博物館の展示品である伝説の「ランスロット卿」が石版を奪って町へ。ラリーらが追う。
４．感想
『ナイト ミュージアム』のパート３。今回は「石板」の持つ不思議な力と「ランスロット卿」が起こす騒動がメイン。ついに明かされる「石板の謎」に注目。相変わらずドタバタな感じの内容ですが、ファンタジー作品なので軽い気持ちで鑑賞するのがよいのではないかと。ロビン・ウィリアムズ、オーウェン・ウィルソンといったおなじみのキャストに加えてヒュー・ジャックマンが舞台出演する本人の役で特別出演。今回は大英博物館が舞台ということでアクメンラーの両親、サイ型恐竜＆双竜（凶暴。ラリーらが襲撃されるシーンが見せ場）、「ポンペイの悲劇」、「騙し絵」が登場。新キャラに注目です。
（予告編：YouTubeより）
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