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鉄板映画:『007 私を愛したスパイ』(1977年)「主な出演者」と「注目ポイント」

(あらすじ)MI6のエージェントが盗まれた原子力潜水艦を追う。ロジャー・ムーア主演。リチャード・キール演じる殺し屋「ジョーズ」との対決、潜水可能なボンド・カーが見所の傑作です。「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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1.ジェームズ・ボンドロジャー・ムーア
MI6(イギリス秘密情報部)のエージェント。今回は、盗まれた原子力潜水艦を追う任務。ソ連の中佐と共同作戦を行う。
(三代目ボンド役で有名。『北海ハイジャック』『キャノンボール』『クエスト』など『007』以外の出演作もオススメ。)

2.Mバーナード・リー
MI6の局長。潜水艦事件解決のための人材派遣を上層部から求められボンドを送り出す。ボンドを「最高の人材」と高く評価。
(『007』の「M」と言えばこの人。1979年の『007 ムーンレイカー』まで「M」役を務めた。)    

3.Qデスモンド・リュウェリン
MI6の研究開発課の課長。最新機器・小道具をエージェントに提供。支給品をいつもボンドに壊されてウンザリ。今作では、潜水可能なボンド・カー(ロータス。ミサイル付き)をボンドに提供。
(『007』の「Q」と言えばこの人。1999年の『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』まで「Q」役を務めた。)    

4.マネーペニーロイス・マクスウェル
Mの秘書。よく気が利く女性(「ホテルの予約」についてのボンドのセリフ)。今回は意外な場所での勤務。しかし、あまりにもチョイ役。
(『007』の「マネーペニー」と言えばこの人。1985年の『007 美しき獲物たち』まで「マネーペニー」役を務めた。)    

5.カール・ストロンバーグクルト・ユルゲンス
海を愛する実業家。「潜水艦追跡システム」を悪用して「新しい世界」を作ろうとしている。
(『ニコライとアレクサンドラ』など)

6.ジョーズリチャード・キール
ストロンバーグ配下の殺し屋。武器は「鋼鉄の歯」。太いチェーンを難なく食いちぎる(人喰いザメよりも凶暴?)
(次作『007 ムーンレイカー』にも登場。『キャノンボール2』ではジャッキー・チェンのパートナー役でカーレースに出場。他に『皇帝密使』『ペイルライダー』。)

7.アマソワバーバラ・バック
ソ連の中佐。消えたソ連潜水艦「ポチョムキン」の捜索を命じられる。恋人を「英国の諜報員」に殺害されて復讐に燃えている。
(『おかしなおかしな石器人』(1981)で共演した元ビートルズリンゴ・スターと結婚)

8.ゴゴール将軍(ウォルター・ゴテル)
ソ連KGBの将軍。「ポチョムキン」捜索をアマソワに命じる。
(『007』シリーズに将軍役で登場。他に『ナヴァロンの要塞』『レディ・ジェイソン 地獄のキャンプ』)

注目ポイント)スキーで雪山を逃走するボンド、裏切り者をサメで処刑するストロンバーグ(このシリーズではサメも準レギュラー)、「ボンド vs. サンドア(ストロンバーグ配下の殺し屋)」(ネクタイに注目)、遺跡での「ボンド vs. ジョーズ」(意外にドジなジョーズ。不気味ですが、コミカルなキャラでもあります)、Qの研究室(リニアモーターで動く「お盆」)、列車での戦い、ボンドカーでのカーチェイス、タンカー内での戦闘(ボンドが「金の玉」に乗るシーンにも注目)、「ボンド vs. ストロンバーグ」、磁石、ラストシーン(ボンドとアマソワを見て固まるM)。主題歌: "Nobody Does It Better"。DVDにはメイキング(40分)、美術担当ケン・アダムについて(22分)などが収録されています。

(予告編:YouTubeより)

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