「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ロサンゼルス』(1982年:チャールズ・ブロンソン、ヴィンセント・ガーディニア)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」建築設計士の男が再び不幸な目に遭い復讐をする映画。治安が悪すぎるロサンゼルス、ポール・カージーの復讐、悲しい別れに注目です。

1.ストーリー
建築士が娘を襲われた復讐をしようとする。

2.キャスト
チャールズ・ブロンソン建築士
ジル・アイアランド(恋人)
ローレンス・フィッシュバーン(悪党)
ヴィンセント・ガーディニア(警視)

3.注目のシーン
①主役
ブロンソン演じる「建築士ポール・カージー」。前作『狼よさらば』で酷い目に遭ったカージーの娘キャロル。チンピラにさらわれ、命を落とす。自らも襲われ負傷したカージーは復讐のため安宿を借りて、夜のロサンゼルスで襲撃者たちを捜す。

②悪役
悪役は町のチンピラ。昼間でも「いかにも悪党」といった感じでのさばり、夜は違法行為に精を出す。全く役に立っていない警察もこういう連中を増長させている悪役。『マトリックス』のモーフィアス役で有名なローレンス・フィッシュバーンが悪党役で出演。

③キャラ
ブロンソンの妻ジル・アイアランドがカージーの恋人「ジェリ・ニコルズ」役で出演。カージーとニコルズの関係にも注目。『狼よさらば』でカージーを追い込んだニューヨーク警察の「オチョア警視(ヴィンセント・ガーディニア)」が再登場。今回もカージーを尾行。他に、とばっちりを受けるカージーの家政婦、オチョアを乗せるタクシードライバー(二人の会話にも注目)など。ブロンソンと共演作があるロバート・F・ライオンズ(『真夜中の野獣刑事』『必殺マグナム』)も出演。

④アクション
カージーの復讐がメイン。襲撃者の顔を思い出しながら町を歩く。発見、尾行、銃撃戦。派手な爆発シーンもあります。

4.感想
パート2。今回の被害者はカージーの娘と家政婦。前作の被害者キャロルがまたしても被害に。キッカケはカージーがチンピラにサイフをスラれたこと。住所を知られてカージー自身も負傷。執念に燃えるカージー。襲撃者たちが始末されていくシーンが見せ場。うまくいくこともあれば、切られて負傷することも。今作はロスが舞台(前作はニューヨーク)。信じられない治安の悪さ。昼間から普通に犯罪者が大きな顔でのさばり、夜になると当たり前のように強盗。警察が何の役にも立たないのも前作と同じ。「自分で始末する方が確実」という発想の持ち主であるカージーにはむしろピッタリの町。カージーが町でチンピラを捜すシーン、地下駐車場・史跡での撃ち合いがスリリング。邪悪な卑怯者が電気でビリビリする(思わず笑ってしまうような)シーンもあります。

Death Wishシリーズ全五作:『狼よさらば』『ロサンゼルス』『スーパー・マグナム』『バトルガンM‐16』『狼よさらば 地獄のリベンジャー』。
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