「鉄板映画：人気スター映画のブログ」アメリカの刑事がスイスでギャングに狙われている女を守ろうとするアクション映画。追われる女を守る男。追っ手とのスリリングな対決に注目です。
１．ストーリー
アメリカの刑事が犯罪組織の秘密を知る女をスイスから脱出させようとする。
２．キャスト
チャールズ・ブロンソン（刑事）
ジル・アイアランド（ギャングの女）
ヘンリー・シルヴァ（暗殺者）
ロッド・スタイガー（ギャング）
３．注目のシーン
①主役
ブロンソンが女を守ろうとする映画。アメリカの刑事チャーリー・コンガース（チャールズ・ブロンソン）。同僚を爆破され、犯罪組織のボスであるジョー・バンポーザ（ロッド・スタイガー）を追う。バンポーザの女ジャッキー･プルイット（ジル・アイアランド）を保護してバンポーザを追い込みたいFBIに依頼され、コンガースはスイスへ飛ぶ。
②悪役
悪役はバンポーザとその手下。それに加え、バンポーザに雇われてジャッキーを消そうとするフォローニ（ヘンリー・シルヴァ）。大物ボスのバンポーザ。悪徳弁護士の入れ知恵で「組織のことを知りすぎた女」ジャッキーを始末しようとするが、自ら手を下さない（本物の悪党）。手下リッチー（ポール・コスロ）と雇われ暗殺者フォローニにやらせる。
③キャラ
ジャッキー役のジル・アイアランドはブロンソンの妻でもある美人さん。今作では「愛人キャラ爆発」といった感じの衣装、歩き方で勝負してます。組織から抜けようとする男「ロボ」役でマイケル・V・ガッツォ（『ゴッドファーザー PART II』ほか）。
④アクション
追われるコンガースとジャッキー。武器を持たないコンガースは手斧で銃を持った相手を始末したり、釘を使って吹き矢を作ったり。そしてラストの結末。敵の襲撃とコンガースの反撃が見せ場。カーチェイスもあります。
４．感想
サスペンス・アクション映画。犯罪組織の悪辣さを描いた作品（『殺人のはらわた』というホラー映画っぽい意味不明なタイトルで呼ばれることもある）。社会的な悪党を追うコンガース。FBIから頼まれて仕事しているのに周囲のサポートはほとんど無し。アイアランド演じる「ジャッキー」は「組織の秘密を知りすぎた」という理由で殺し屋に追い回されるんですが、この女はちょっとアレで、何にも知らないし、わかってない人。平気で人を殺すバンポーザのような奴を信じるような女。でもコンガースは全力で彼女をガードしようとします。その努力は報われるのか？ 「女を守る」という実に男っぽい映画。敵の襲撃に応戦するコンガース、カースタント、復讐に注目の名作です。
ロッド・スタイガー：『波止場』『質屋』『夜の大捜査線』『スペシャリスト』『マーズ・アタック!』ほか。
ヘンリー・シルヴァ：『ザ・ボス/暗黒街の標的』『シャーキーズ・マシーン』『キャノンボール2』『野獣捜査線』『刑事ニコ/法の死角』ほか。
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