「鉄板映画：人気スター映画のブログ」犯罪が多発する16分署の管轄地域で「ポリアカ軍団」が活躍するコメディ映画。キャラ（トホホな警察署長、カッコいい女巡査）＆ドジに注目です。
１．ストーリー
個性的な警官たちが犯罪多発地域で活躍する。
２．キャスト
スティーヴ・グッテンバーグ（警官）
ババ・スミス（警官）
デヴィッド・グラフ（警官）
アート・メトラーノ（警官）
ハワード・ヘスマン（警察署長）
ジョージ・ゲインズ（校長）
３．注目のシーン
①主役
あの人たちが帰ってきた、という感じの続編。主役は誰なんでしょうね？ 登場キャラそれぞれが個性を発揮する映画。やはりマホニー（スティーヴ・グッテンバーグ）。「警官になんかなりたくない」と言っていた彼も持ち前の明るい性格ですっかり警官の仕事に慣れてきた様子。「ポリスアカデミー」卒業生たちと共に犯罪多発地域を管轄する16分署の助っ人に。
②悪役
町を荒らし回っているチンピラ集団が今回の敵。基本的には平和な町。コイツらが頑張って町を荒らしています。リーダーはゼッド（ボブキャット・ゴールドスウェイト）。（マヌケな）集団を率いて人を脅したり、スーパーマーケットを荒らしたりするトンデモない奴。この集団になぜか目を付けられているのがスウィートチャック（ティム・カズリンスキー）という照明器具店を経営する小さいオジサン（ゼッドと彼はパート３で同じ道に進みますが、今回は敵対関係）。
③キャラ
前作に続いて登場する警官たちはマホニー、デカいハイタワー（ババ・スミス）、「拳銃男」タックルベリー（デヴィッド・グラフ）、「人間効果音」ジョーンズ（マイケル・ウィンスロー）、声が小さいフックス（マリオン・ラムジー）、超ドジ男ファックラー（ブルース・マーラー）、警察学校「ポリスアカデミー」校長ラサード（ジョージ・ゲインズ）ら。ゼッドのグループに悩まされている16分署の署長ピート（ハワード・ヘスマン）はラサードの弟。個人的に注目なのはキャサリン・カークランド巡査（コリーン・キャンプ）。なんともカッコいい女。あのタックルベリーが彼女の前ではもじもじした態度になってしまうほど。
④演出
基本的には笑いを取るための映画。どんくさい人たちのドジっぷりを頭をカラにして楽しむのがオススメ。「人間効果音」ジョーンズが気取ったカップルをおちょくるシーン、（あのマホニーがアゼンとしてしまうほど）ヘンな警官、警察署長がトホホになるシーン、ファックラーのせいでパトカーが炎上するシーンなどが印象的。
４．感想
前作に引き続き出演している人もいれば、新しい顔もあるパート２。ストーリーよりもギャグを連続して見せる、アメリカ版「ドリフ大爆笑」といった感じの内容。相変わらずのマホニーらが犯罪多発地域で活躍。16分署の署長ピートは結局この作品のみ登場（続編には登場せず。しかし、日本人の鉄板焼きコックとのやりとりが楽しかった）。ゼッドは実にヘンな奴。悪人というより、単にヘンな奴といった感じ。一作目の「ハリス（G・W・ベイリー）」に代わって登場する「イヤな奴」キャラは「マウザー」。マホニーらがドジれば自分が出世できる、と期待する16分署の警官マウザー（アート・メトラーノ）。部下のプロクター（今作から登場する「腰巾着キャラ」。「いろいろやらかすプロクター」の原点がこのパート２。演：ランス・キンジー）を使って、ポリアカ卒業生にドジを踏ませようとする（うまくいくかな？）。あのタックルベリーが一目惚れ。相手はキャサリン・カークランド巡査（強くてカッコいい女）。シリーズおなじみのハースト本部長（ジョージ・R・ロバートソン）はピートにクビを警告する役どころ。スウィートチャックの店での警官同士の銃撃戦、カップルをおちょくるジョーンズ、挑発的でイヤミなマウザーにイタズラするマホニー、バー「ブルーオイスター」での出来事、日本人の鉄板焼店でのラサードとピートの会話、マホニーの潜入捜査（マヌケな変装姿）、ラストの戦い、など見せ場がたくさん。好きなキャラ、シーンを見つけて自由に楽しむ作品。DVDには懐かしいTV版日本語吹き替えも入っているオススメの傑作です。
コリーン・キャンプ：ブルース・リー（の代役）の恋人役を演じた『死亡遊戯』で有名。他に『地獄の黙示録』『ニューヨークの恋人たち』『ダイ・ハード3』。
（YouTube）
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