「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『フライングハイ』(1980年:ロバート・ヘイズ、ピーター・グレイブス)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」旅客機で食中毒が発生してパイロットがぶっ倒れるコメディ映画。映画のパロディ、バカバカしいギャグを詰め込んだ珍作です。

1.ストーリー
旅客機で食中毒が発生。元・戦闘機乗りがパイロットに代わって旅客機を着陸させようとする。

2.キャスト
ロバート・ヘイズ(元・戦闘機乗り)
ジュリー・ハガティ(スチュワーデス)
ピーター・グレイブス(機長)
カリーム・アブドゥル=ジャバー(副操縦士
レスリー・ニールセン(医者)
ロイド・ブリッジス(管制官

3.注目のシーン
①主役
戦闘機の元パイロットで今ではタクシードライバーのテッド(ロバート・ヘイズ)。別れを告げて去っていくスチュワーデスの彼女エレイン(ジュリー・ハガティ)を空港まで追いかける。何とかエレインとの関係を修復したいテッドはそのまま旅客機に乗り込む。

②キャラ
スターが全力で笑いを取りに行く映画。なかなか豪華なキャスティング。旅客機の機長(ピーター・グレイブス:『スパイ大作戦』で有名)、副操縦士(カリーム・アブドゥル=ジャバー:NBAレイカーズの大スター)。食中毒でぶっ倒れてしまった機長らを見守るマジメな医者の役でレスリー・ニールセン。ロイド・ブリッジスは大ボケな管制官役(『ホット・ショット』でも大ボケな役を演じた)。乗客も個性的。独特の言葉を使う黒人、心臓移植を受けに行く少女、普通っぽい家族、日本兵(?)など。

③演出
ひたすら笑わせようとする映画。よく見ないと気付かないような細かいギャグもいっぱい。しかしながら、面白いギャグもあれば、つまらんのも。「映画のパロディ」は元ネタを知らないと笑いにくい。管制室のシーンに出てくるウザいキャラはシラけるから要らない(と思う)。

4.感想
あの『裸の銃を持つ男』を後に作る人たちが制作した映画。機長が倒れてしまったため、精神的にちょいと問題がある戦闘機の元パイロットが代わりに旅客機を操縦して着陸を目指す、というシンプルな(?)ストーリー。ストーリーよりもギャグを見せるのが目的の作品。画面の隅まで見ないとわからないような細かいギャグもあります(少なくとも二回は観た方がいいかも)。面白いギャグはそのまま楽しんで、つまらんギャグ、ウザいキャラには容赦無くツッコむのがオススメ。主役は「テッド」という男。でも他の豪華なメンバーの方が魅力的。キャラ的には「自動操縦士」と「独特な言葉を使う黒人」が面白かった(個人的に)。好きなシーン、ギャグを自分で見つけて自由に楽しむ映画です。
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