「鉄板映画：人気スター映画のブログ」全米横断5000キロレース「キャノンボール」。スターたちの活躍＆ドジが楽しいコメディ映画。アリッサ・ミラノほか。
１．ストーリー
個性的な出場者が「キャノンボール」で優勝を目指す。
２．キャスト
ジョン・キャンディ（駐車場係）
ユージン・レヴィ（業界人）
アリッサ・ミラノ（自動車会社令嬢）
カール・ルイス（本人）
ブルック・シールズ（スチュワーデス）
リー・バン・クリーフ（じいさん）
３．注目のシーン
①主役
おなじみ「キャノンボール」。大勢のスターが登場する楽しい映画。ストーリーは主にチャーリー（ジョン・キャンディ）と美女ティファニー（ドナ・ディクソン）の「BMWチーム」を中心に展開します。太っちょのチャーリー。芸能界にコネを持つイヤミ男のレオ（ユージン・レヴィ）に頼まれて「キャノンボール」に参加。レオの狙いはBMWの宣伝とティファニーをモノにすること。
②キャラ
登場人物は大きく分けると「レースの参加者」と「レースに何らかの理由で関わる人たち」。参加者は、チャーリーとティファニー、借金に追われるアレックと借金取りのビックの珍コンビ、インチキしてレースに勝とうとする兄弟、エンジニアの女性二人組、など。「キャノンボール反対論者」である警察のエドセル本部長（ピーター・ボイル）はレース前にドライバーたちを拘束（そのせいで車の所有者たちは代わりのドライバーを探すのに苦労し、レオがチャーリーに運転を頼むことになる）。参加者じゃないけど、アリッサ・ミラノ、マイケル・スピンクス（ボクサー）、カール・ルイス、ブルック・シールズ、リー・バン・クリーフも登場します。
③笑い
面白キャラがいっぱいですが、個人的には表情が豊かな「アレックとビック」がオススメ。二人がバーで出会うシーン、トイレのシーン、レースで他の参加者を妨害するシーンなどが楽しい。マイケル・スピンクスは車を壊される気の毒なボクサー役。車にイタズラした奴（？）にパンチを食らわすシーンに期待。
４．感想
あの『キャノンボール』シリーズのパート３。ただし、ジャッキー・チェンは出てません。太っちょのジョン・キャンディが中心。再び開催されることになった「キャノンボール」。しかし、コレは違法なレース。警察のエドセル本部長は「キャノンボール」を目の敵にする男。レース前にドライバーたちを拘束するが、車の所有者たちは代わりのドライバーを探してレースがスタート。カッコいい車が疾走。それを追う警察。どんなレースになるか？ おもしろコンビのユージン・レヴィ＆ジョン・キャンディ。レヴィがジョン・キャンディの友人役で登場（友人レヴィ？）。この二人が共演した『スプラッシュ』、『私立ガードマン／全員無責任』（メグ・ライアンが出てます）もかなりオススメ。個性的なキャラたち、コメディ（スピルバーグ『激突!』のパロディも）が見所の傑作。好きなキャラ、シーンを見つけて自由に楽しむ娯楽作です。ただし、この映画の日本語版DVDはリリースされていません（残念）。私はVHSで鑑賞しました。
Trailer (YouTube)
