「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『探偵アカデミー』(1986年:デヴィッド・ランズバーグ、ヴァレリア・ゴリノ)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」探偵に憧れる超ドジ男が(なぜか)活躍しちゃうコメディ映画。アメリカとイタリアが舞台。ドジ系ギャグ、美女、イタリアの名所が楽しい。

1.ストーリー
超ドジ男がビンボー探偵事務所に入所し、ギャングの争いに巻き込まれる。

2.キャスト
デヴィッド・ランズバーグ(超ドジ男)
ローリン・ドレイファス(ビンボー探偵)
ヴァレリア・ゴリノ(大物ギャングの娘)

3.注目のシーン
①主役
主役は皆さんご存じ、デヴィッド・ランズバーグ。この男がドジりまくる映画。超ドジで小男のウィルソン(ランズバーグ)。この男の夢は探偵になること。探偵小説に夢中になるあまり、ブティック、骨董品屋、介護、コピー機のセールスマンの仕事をことごとくトチる。

②悪役
イタリアでは「チーズの利権」をめぐってギャングの三大ファミリーが抗争中。そのうちの二つの組織の若いカルロとカテリーナ(ヴァレリア・ゴリノ:『レインマン』『ホット・ショット』ほか)が組織間の違いを乗り越えて熱愛中。二つの組織に合併されてはかなわん、とばかりにもう一つの組織がカテリーナを誘拐し、間に割り込もうとする。

③キャラ
どう考えても探偵にはなれないようなドジ男ウィルソンから必死になってカネを巻き上げようとする金欠探偵ミラー(ローリン・ドレイファス:リチャード・ドレイファスの兄)。本当は悪い奴ではないが(?)、借金に追われ、電気代や従業員の給料も払えないほど困っている。探偵志願のウィルソンにあの手この手でカネを請求するシーンに注目。

④演出
ウィルソンがどんくさいことをやらかすシーンでウケを狙う映画。それだけだったら単なるコメディですが、オシャレなイタリアでロケされているため、ちょっとした観光気分を楽しめる内容になっています。

4.感想
主役はデヴィッド・ランズバーグという人(知ってますか?)。普通ならマイナーな作品として片づけられてしまうところですが、イタリアでロケされた力作。共演はローリン・ドレイファス。そして、ヴァレリア・ゴリノ。とても面白いため日本でもVHSでリリースされたと思われます。ランズバーグ演じる超ドジ男「ウィルソン」は探偵になるのが夢(カッコよく事件を解決したいんでしょうね)。そこで探偵事務所に入所することに。ビンボー探偵のミラーは借金に追われる状態。探偵志願でやってきたウィルソンからなんだかんだとカネを要求する。そして、迷い犬の飼い主を捜すミラーとウィルソンが偶然、ギャングに誘拐・監禁されているカテリーナに出会う。そのことをカテリーナのいとこに伝えようとするミラー&ウィルソンだが、ハプニングによりイタリアに行くことに。カテリーナ誘拐の実行犯ブルーノが二人を追い回す。その結末は? ミラー&ウィルソンが楽しい映画。パスポート無しでイタリアに入国しようとしたり、カーチェイスで映画の撮影現場を台無しにしたり、警官と男たちにピサの斜塔で追われたり。フェラーリを疾走させたり、水上アクションをしたりといった迫力のあるシーンもあります。ミラー、ウィルソン、カテリーナ以外にも、ドジなギャング、ミラーの助手(怖いオバサン)、気の毒な夫婦といったキャラたち。イタリアの観光名所で繰り広げられるドジのオンパレード。悪役もドジ。ヒロインは美女。日本版DVDは出ていないようですのでVHSを見つけたら即入手のオススメ作品です。
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