「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『スティング』(1973年:ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」詐欺師がギャングに殺され、その仲間が仕返しをする映画。大物俳優、オシャレな映像、トリック、意外な暗殺者に注目です。

1.ストーリー
詐欺コンビがギャングのカネを騙し取ったことで悲劇が・・・。

2.キャスト
ポール・ニューマン(詐欺師)
ロバート・レッドフォード(詐欺師)
アイリーン・ブレナン(詐欺師)
チャールズ・ダーニング汚職刑事)
ロバート・ショウ(ギャングのボス)

3.注目のシーン
①詐欺師
主役が詐欺師の映画。舞台は1936年のイリノイ州。黒人のルーサー(ロバート・アール・ジョーンズ)と組んで詐欺をする白人青年ジョニー・フッカー(ロバート・レッドフォード)。ある男から1万1000ドルを巻き上げたが、それは大物ギャングであるドイル・ロネガン(ロバート・ショウ)のカネだった。

②ギャング
恐ろしいロネガン。自分をコケにした奴には容赦しない男。ルーサーを血祭りにし、配下の殺し屋を使ってジョニーを追う。

③大物
詐欺界の大物ヘンリー・ゴンドーフ(ポール・ニューマン)。ジョニーを保護し、ルーサーの仇を討とうとする。ゴンドーフの呼びかけで多くの詐欺師が集まり、ゴンドーフの女ビリー(アイリーン・ブレナン)も協力。

④トリック
詐欺師がチームを組んでロネガンをカモにする計画。まずはイカサマポーカーでロネガンを引っかけたゴンドーフ。次はインチキ競馬でロネガンから大金を巻き上げようとする。しかし、FBIや汚職刑事スナイダー(チャールズ・ダーニング)がゴンドーフ&ジョニーを逮捕しようと狙っている・・・。

4.感想
詐欺師とギャングの攻防を描いた傑作。しかしながら、どっちも「ワル」なため、あまり爽快感が無い映画でもあります。この映画を盛り上げているのはギャングのロネガン。非常に恐ろしい奴で、彼を騙そうもんなら命がいくつあっても足りないほど。配下には二人のボディガードと多くの殺し屋。最後まで正体不明の殺し屋「サリーノ」の正体に特に注目。舞台が「1936年」ということでファッションや町並みが今とは違って独特でオシャレな雰囲気も。とっても未熟者のジョニーと老練なゴンドーフの関係。ロネガンの貫禄。列車でのイカサマポーカー(ゴンドーフがロネガンの名前をワザと間違えるシーンにも注目されたい)。ジョニーが「サリーノ」に狙われるシーン。ロネガンが50万ドルをイカサマ競馬に賭けるシーン。ラストのオチ&有名なテーマ曲。登場人物はワルばかりですが、飛び抜けたワルのロネガンが一杯食わされるシーンが面白い映画。しかし、もしロネガンが騙されたことに気付いたら詐欺師たちはどうなってしまうのだろう?

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