「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『黄金の7人』(1965年:フィリップ・ルロワ、ロッサナ・ポデスタ)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」8人の男女がスイス銀行から黄金を盗み出そうとする映画。8人の個性、犯行の手口、裏切り、結末、「60年代」に注目の内容です。

1.ストーリー
「教授」率いる8人の男女がスイス銀行から黄金を盗み出すことに成功したが・・・。

2.キャスト
フィリップ・ルロワ(教授)
ロッサナ・ポデスタ(女)
ガストーネ・モスキン(8人組)
モーリス・ポリ(8人組)
ホセ・スアレス(銀行の頭取)

3.注目のシーン
①主役
8人の犯罪者。スイス銀行から電子制御の金庫に収められている金塊を盗む計画。「教授」と呼ばれる男が他の7人を指揮。女は妙に色気があり、6人の男はすでに警察から監視対象になっている者たち。「ガスの修理人」になりすました6人が銀行の地下に潜入。

②キャラ
8人を追う警察、何やらワケありの表情をする銀行の頭取、無線マニアの男ら。

③犯行
作戦は極めてシンプル。金庫が非常に頑丈なため、下から穴を開けて金塊を手に入れようとするもの(「金庫の扉は頑丈だが、金庫室のコンクリートは脆い」というのはちょっとマヌケな感じもする)。盗む作業中に警官から声を掛けられてあせったりするなど、緊張感が漂うシーンもこの映画の見せ場。

④60年代
ファッションがとってもオシャレな映画でもあります。特に女優ロッサナ・ポデスタの衣装。服装、ヘンなメガネ(仮装パーティーみたいなの)、小道具。ヨーロッパの町、車にも注目したいところ。

4.感想
ルパン三世』みたいな映画。男たちに美女一人の犯罪者グループ。以前にもこの女メンバーのせいで犯行に失敗して3億ポンドを手に入れ損ねたことがあるらしい。今度こそは、といった感じで練りに練った計画を実行しようとする「教授」。奪った金塊を上手く国外へ運び出すことができるかどうか? ネタバレを避けるため、あまり内容を説明することができない映画。犯行&銀行のセキュリティ、コロコロ転がる妙に軽そうな金塊、金塊をめぐるメンバーの確執、6人が国境を越えようとするシーン、衝撃のラスト(ツッコミどころでもあります)。「60年代」に注目のオシャレな雰囲気の作品です。
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