「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『続・黄金の七人 レインボー作戦』(1966年:フィリップ・ルロワ、ロッサナ・ポデスタ)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」あの8人が南米のある国から革命資金である黄金を盗み出そうとする映画。8人が米政府からの依頼で行う「仕事」、珍作戦に注目です。

1.ストーリー
アメリカ政府からの依頼で8人の男女が南米のある国で秘密作戦を遂行する。

2.キャスト
フィリップ・ルロワ(教授)
ロッサナ・ポデスタ(女)
ガストーネ・モスキン(8人組)
モーリス・ポリ(8人組)
エンリコ・マリア・サレルノ(将軍)

3.注目のシーン
①主役
続編。前作で裏切り合った8人の男女が再び集合。過去を忘れて「お宝」を狙う。8人のリーダーは前作と同様、「教授」と呼ばれる男(フィリップ・ルロワ)。紅一点のジョルジャ(ロッサナ・ポデスタ)。そして、6人の男たち。

②ターゲット
ある南米の国。ソ連のバックアップを受けて革命を目指す将軍(エンリコ・マリア・サレルノ)。革命資金は金塊7千トン。8人はアメリカの依頼で将軍をさらい、金塊も頂く作戦。

③珍作戦
8人の狙いは黄金と将軍。「アトランチスカ号」に積まれた7千トンの金塊をどうやって運ぶつもりなのか? 将軍誘拐には個性的な道具と色仕掛けを使う。オシャレな暗視鏡、隠しカメラ、特製ブローチ、飛び出すボクシンググローブ、上陸ボート、一人乗り用ジェット(『007』でショーン・コネリーが使っていたタイプのもの)。教授の指揮で作戦を実行するジョルジャと6人。その働きぶりと結末に注目。

④演出
前作に続いて「60年代」に注目の映画。原色カラーの映像、ロッサナ・ポデスタのファッション。カラーコンタクトで目の色を変えるジョルジャ。「恋をすると色が変わるの」なんてセリフで将軍を誘惑。将軍がアメリカに尋問されるシーンも個性的。

4.感想
再び集まった8人。前回、せっかく入手した金塊をマヌケなミスで失った8人。今回もオープニングからトチる。オシャレな映画ですが、どうやらこれはコメディらしい。「犯罪は割に合わない」って言いたい映画なのかな? 見せ場はロッサナ・ポデスタ黒柳徹子みたいな髪型。将軍を誘惑する役どころ。峰不二子ばりの彼女の色気に大いに注目。ドジな男たちがちょいと情けないような気もする続編。個性的な演出&道具、キャラ。「60年代」を楽しむ娯楽作です。
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