「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ドーベルマン・ギャング』(1972年:バイロン・メーブ、ジュリー・パリッシュ)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」ドジな犯罪者たちがドーベルマンを使って銀行強盗しようとする珍作クライム映画。凶暴な犬をしつけるシーン、犯行シーンに注目です。

1.ストーリー
ドジな犯罪者が犬を使って強盗を計画する。

2.キャスト
バイロン・メーブ(強盗)
ジュリー・パリッシュ(強盗)
ハル・リード(強盗)
シミー・ボウ(強盗)
ジョジョ・ダモーレ(強盗)

3.注目のシーン
①主役
エディをリーダーとする犯罪グループ。他のメンバーはサミー、ジョジョ、エディの女ジューン。銀行からカネを奪うが、違う車のトランクにカネを入れてしまって1ドルも手に入れることなく逃走するというマヌケっぷり。しかも、素顔のまま犯行(顔ぐらい隠せよ)。

②訓練士
ある夜、中古車屋に侵入した青年たちが番犬にビビって警察に逮捕されるのを目撃したエディ。「これやがな!」とばかりに犬を使って強盗することを思いつく。そこで軍を除隊することになった犬の訓練士バーニーをスカウトし、ドーベルマンを強盗用にしつけることに。

③不和
犯罪に利用されていることに気付いたバーニー。エディらと不協和音。犯罪の報酬をめぐってジューンもエディに不満を持つ。

④決行
入念にリハーサルしたエディたち。いよいよ犯行。訓練された六頭のドーベルマンが銀行員を脅して大金を持って走り去るが・・・。

4.感想
イデアの面白さとツッコミどころの映画。あまり書くとネタバレになってしまうので、内容を少し紹介。エディたち五人組がドーベルマンを悪用して銀行強盗する映画。まず最初に「そんなことできるんか?」という気がする。ただでさえ凶暴なドーベルマン。マヌケな連中の言いなりになって動くとは思えないけど。「エディ」というキャラ。所詮は「どこか抜けている犯罪者」にすぎないのですが、「リーダー」というポジションの人はどうしてもちょいとエラそうな態度を取りがち(そのせいで仲間とモメる)。犬を使った画期的な珍作戦。その結末は? 人間関係、犬を訓練するシーン、犯行シーン、オチに注目のカルト的な人気を誇る作品です。

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