「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『電撃フリントGO!GO作戦』(1966年:ジェームズ・コバーン、ギラ・ゴラン)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」博識で女好きでカラテを使うアメリカの凄腕スパイ「フリント」が世界を脅迫するグループを追う映画。スパイ用具、美女に注目です。

1.ストーリー
アメリカのスパイが気象を操って世界を脅迫する謎のグループを追う。

2.キャスト
ジェームズ・コバーン(スパイ)
ギラ・ゴラン(敵)

3.注目のシーン
①事件
気象を操る犯罪グループが現れ、ダムをぶっ壊して発電所を荒らす(そのメンバーはリーダー格の科学者三人、元ナチスのハンス・グルーバー、美女ギラ(ギラ・ゴラン)、マルコム・ロドニー(エドワード・マルヘアー)、大勢の戦闘員)。その科学力を恐れる世界各国の諜報機関が協議。グループ壊滅のため、スパイをコンピューターで選抜することに。

②主役
コンピューターが選んだのは「デレク・フリント」というエージェント。「協調性の無い奴」という評判。四人の美女(日本人女性「サキト」がエラいカワイイ)と気ままに暮らすデレク・フリント(ジェームズ・コバーン)。諜報機関からの特別任務の要請を断る。しかし、旧知のクラムデン長官(リー・J・コッブ)が自分の身代わりで命を落としかけたのを見て、受諾。最後は敵が潜伏する島で破壊工作。

③演出
フリントの凄腕ぶりを鑑賞する映画。カラテをマスターしているため、敵を軽く始末できる。心臓を止める特技もあり、特殊な時計、ライターを使いこなす。料理(ブイヤベース)を一口食べただけで成分を分析できる。犯罪者に関する情報に詳しい。女にもモテる。

4.感想
面白いタイトル(「GO!GO作戦」て)。『007』シリーズの影響を受けている映画。「もしも・・・ジェームズ・コバーンジェームズ・ボンドだったら・・・」といった内容。アクションシーンもありますが「フリント」というキャラを楽しむ内容。そのためフリントに興味が持てない人には「微妙な映画」かも。凄腕、博識、女好き、上司と衝突する、といった特徴があるフリント。シリアスな表情をしたと思ったら、美女を見てうれしそうな顔。カッコいいようなそうでないような微妙なキャラ。「ブルース・リーの弟子」としても有名なコバーン。リー仕込みのカラテを使うシーンがあります(その腕前はいかに?)。他にも見せ場はいっぱい。「犯罪グループ」の正体、フリントと暮らす四人の美女、フリントが吹き矢で狙われるシーン、マルセイユのクラブでの出来事(ショーン・コネリーっぽい顔したエージェント「0008」が登場)、ローマにある敵のアジト(リモコン操作で地下に潜れる優れ物)、ギャラクシー島&大勢の美女、処刑用の電圧機、「奉仕室」&洗脳マシン、敵との決着戦、など。キャラ、笑い、アクションが充実。観客を楽しませるアイデアで勝負する映画です。

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