「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『電撃フリント・アタック作戦』(1967年:ジェームズ・コバーン、リー・J・コッブ)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」博識で女好きのスパイ「フリント」が登場する第二弾。ウケ狙い、ヘンなオバサン、大勢の美女、美しい海、宇宙ロケットに注目です。

1.ストーリー
アメリカの凄腕スパイが核兵器で世界を支配しようとするグループを追う。

2.キャスト
ジェームズ・コバーン(スパイ)
リー・J・コッブ(情報機関長官)

3.注目のシーン

①事件
何かを企む四人の女たち。情報機関長官クラムデン(リー・J・コッブ)らとゴルフを楽しむ大統領を誘拐して、ニセ大統領を仕立て上げる。これらの行動にはカーター大佐が関与。ニセ大統領を使って彼らは何をしようとしているのか?

②主役
ジェームズ・コバーン演じる凄腕スパイ「フリント」。「超」が付くほど優秀な男。前作では四人の美女に囲まれて暮らしていたが、今回は三人。しかも、違う女性。前作の四人は結婚してしまった、という。そんなフリントにクラムデンがある依頼。

③キャラ
前作にも登場したクラムデンの出番が多い続編。一緒にゴルフしていた大統領が「空白の三分間」にさらわれたが、敵の巧妙なトリックに何があったか気付かない。そして、色仕掛けで失脚。最後は敵のアジトに変装して潜入(珍シーン)。

④戦い
クラムデンの依頼で「空白の三分間」に何があったかを解明しようとするフリント。情報機関の本部に潜入(カーターが焼却炉でフリントを始末しようとする)。モスクワでは情報収集しようとして敵に襲われる(屋上での戦いが迫力)。そしてヴァージン諸島にある敵の隠れ家に潜入。美しい島で何かを企む四人の女たち。そこへカーターが。フリントとカーターが対決。その結末は?

4.感想
前作『電撃フリントGO!GO作戦』の続編。「フリントの優秀さ」は前作でおなじみ(「特殊ライター、時計」も再登場)。今作は「陰謀モノ」。(勘違いした)セレブな女たちが(ヘンな手段で)世界を支配しようとする内容。正直なところ、なかなかの珍作。フリントの活躍&ツッコミどころ(コバーンがバレエをやるシーン、オッチャンが女装するシーン、ほか)が見せ場。ただ、「男にはもう任せられないからこれからは女が世界を仕切ります」という女たちの主張はそれなりに納得(その手段がよろしくなかったのが残念)。ゴルフ場での「空白の三分間」、ワナに落ちるクラムデン(焦りっぷりが楽しい)、本部での格闘(コバーンの微妙なカラテ)、モスクワでのバレエ(観ているコッチがちょっぴり恥ずかしいシーン)&屋上での死闘、フリントがキューバ人に変装(前作ではマルセイユのレストランで変装)、クラムデンの女装、マヌケすぎるニセ大統領、冷凍室に閉じこめられるフリント&美女たち、「お色気作戦」、宇宙での対決、ほか。肩の力を抜いて鑑賞する映画。コバーンのファンの方、美女がお好きな方、美しい海が好きな方にオススメです。

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