「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『アドレナリン』(2006年:ジェイソン・ステイサム、エイミー・スマート)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」殺し屋が毒物を注射され、悪党を追うアクション映画。銃撃戦・珍シーンが見せ場。ただし、残酷シーンには要注意です。

1.ストーリー
殺し屋が眠っている間に毒物を注射され、注射した男を捜すが・・・。

2.キャスト
ジェイソン・ステイサム(殺し屋)
エイミー・スマート(恋人)
ドワイト・ヨーカム(医者)
キーオニー・ヤング(中国ギャングのボス)
ホセ・パブロ・カンティーロ(悪党)
カルロス・サンス(ギャングのボス)

3.注目のシーン
①主役
殺し屋のシェブ・チェリオス(ジェイソン・ステイサム)。中国ギャングのボス、ドン・キム(キーオニー・ヤング)を暗殺した翌日、眠っている間に毒物を注射されてしまう。残された命は「1時間」。その間に報復をしようとするが・・・。

②悪役
悪党たちが主役の映画。シェブに毒物を注射したのはリッキー・ベローナ(ホセ・パブロ・カンティーロ)という奴。ドン・キムを殺した報復として注射した、と語る。シェブの雇い人であるギャングのボス、カリート(カルロス・サンス)はシェブに命を諦めろと突き放す。

③キャラ
シェブのちょっと抜けた恋人イヴ(エイミー・スマート)。シェブの主治医ドク(ドワイト・ヨーカム)。シェブのタレコミ屋ケイロ(エフレン・ラミレッツ)。彼らの助けを得て、シェブはベローナの命を狙う。他に、アフガン系(?)のタクシードライバー、黒人のタクシードライバー、シェブとイヴを見て興奮する女子生徒たち、エレベーターのアジア人、など。

④アクション
銃撃戦、カーアクションの映画。毒物を打たれて1時間しか生きられないシェブ。ただし、激しく動いたり興奮したりしてアドレナリンを出せば少し長く生きられるということで、シェブは町を全力疾走したり、イヴから興奮をもらったりする。アクション的な見せ場としては、シェブがベローナの弟と対決するシーン、病院での逃走劇、白バイ警官とのやりとり、イヴの部屋にやって来た刺客との戦い、キムのシャツ工場での銃撃戦、カーチェイス、ラストの決着戦、ほか。激しく個性的な演出が多くありますが、残酷な描写には要注意。

4.感想
妙な映画。ステイサム演じる殺し屋が毒を注射され、タイムリミット内に仕返しをしようとするもの。普通、毒が身体に入ったら、毒が早く回るのを防ぐため、「なるべく安静にする」というのが常識なのではないかと。しかし、この映画ではその逆で「早く死ぬのがイヤなら動き続けなければならない」とシェブはドクから警告される。大慌てでベローナを捜すシェブ。急ぐあまり、コンビニで商品を強奪したり、白バイ警官からバイクを奪って(ケ○を出しながら)乗り逃げしたり、大ドジぶっこいたり。次々に展開されるシーンを楽しむ映画。ステイサムがシリアスな表情を見せる映画ですが、おバカすぎるシーンもあって、マジメなのかふざけているのかよくわからなくなってくる映画(「マジメ顔でおバカ」というパターン)。ツッコミどころもありますが、これは娯楽作(コメディ?)。「これは作り物、映画なんだ」ということをまず頭に置いて、個性的なシーンを自由に楽しむのがオススメです。

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