「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『XIII』(「サーティーン」)(2008年:スティーヴン・ドーフ、ヴァル・キルマー)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」アメリカ大統領が狙撃され、容疑者の「XIII」が執拗に追われるアクション映画。謎の男「XIII」の正体、事件の真相、ハードな戦いに注目です。

1.ストーリー
アメリカ大統領が狙撃され、容疑者の「サーティーン(XIII)」がアメリカ当局と謎の集団に追われることに・・・。

2.キャスト
スティーヴン・ドーフ(謎の男)
ヴァル・キルマー(暗殺者)
テッド・アザートン(大統領選立候補者)
ジョン・ブージェス(新大統領)
スティーヴン・マクハティ(将軍)

3.注目のシーン
①主役
テレビドラマを編集した作品。主役は謎の男「サーティーン」(「ゴルゴ13」がモデル?)。この作品は「謎」がテーマなので「ネタバレ」しないように説明するのが少し難しい。アメリカ大統領(女性)が狙撃され、現場から容疑者が逃走。警備員と容疑者が撃ち合い。監視カメラに映った容疑者は胸に「XIII(サーティーン)」のイレズミがある男(スティーヴン・ドーフ)。裏切りに遭って記憶を失った「サーティーン」はアメリカ当局から追われ、謎の集団に命を狙われる。

②悪役
アメリカ大統領を狙撃した謎の暗殺組織。メンバーは胸に数字のイレズミを入れており、男たけではなく、女や国のトップレベルの者もいる。中でも腕が立つのがマングースヴァル・キルマー)。「メンバー12」として「サーティーン」を始末しようとする。組織を使って大統領狙撃を計画した黒幕は一体誰なのか?

③キャラ
国家安全保障局の副長官であり将軍のキャリントン(スティーヴン・マクハティ)。暗殺者スティーブ・ローランドの妻キム・ローランド(ジェサリン・ギルシグ)。キャリントンの部下でCIAのローレン(ルシンダ・デイヴィス)。大統領の命令で「サーティーン事件」を捜査するエイモス大佐(グレッグ・ブリック)。大統領狙撃事件後に大統領になったガルブレイン(ジョン・ブージェス)。大統領首席補佐官カルヴィン・ワックス(ジョナサン・ヒギンズ)。大統領だった姉を殺されたため大統領選に立候補するウォーリー・シェリダン(テッド・アザートン)。他に、怪しい実業家、国防長官、写真屋の女、「サーティーン」を助ける老夫婦、など。

④アクション
ストーリー(陰謀)に引き込まれるサスペンスタッチのアクション作。追われる「サーティーン」が戦うシーンが見せ場。特に注目は「サーティーン」とマングースの対決。どんな戦いになるか? 敵に拘束されて脱出するシーン、ヘリで逃走するシーン、敵の基地に乗り込んで戦うシーンにも大いに注目されたい。

4.感想
全てが「謎」の作品。女性大統領が撃たれ、暗殺者が追われるスリリングな内容。「サーティーン」と呼ばれる男は一体何者なのか? 作中で彼の正体が語られるシーンもありますが、それも本当の話かどうかわからない。暗殺組織は「ある目的」を持って結成されたもの(その目的、メンバー、「サーティーン」との戦いに注目)。あまり書くと「ネタバレ」になってしまうので説明しづらい映画。前編と後編で3時間もある「陰謀」がテーマの長い作品ですが、「謎」がテーマなので登場人物名などをメモしながら鑑賞すると次々に展開されるシーンに引き込まれて最後まで鑑賞できるのではないかと。「サーティーン」の戦い&その正体、ややこしい陰謀&その黒幕。誰が敵で、誰が味方なのか? 人間関係にも注目のスリリングな映画です。

スティーヴン・マクハティ:『ビバリーヒルズ・コップ3』(1994年)では刑事アクセル(エディ・マーフィ)の捜査を妨害する怪しい特別捜査官を演じた。

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