「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『サイレント・ワールド』(2004年:ディーン・ケイン、ナイジェル・ベネット)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」巨大彗星がヨーロッパに落下し、町が雪と氷に閉ざされてしまうアクション映画。激変した世界で謎のテロ事件発生。戦闘シーンに注目です。

1.ストーリー
彗星落下後のベルリンで謎のテロ事件が発生し、その原因を探るため軍人らがベルリンに乗り込む。

2.キャスト
ディーン・ケイン(元・軍人)
ティーナ・ツィママン(博士の娘)
ナイジェル・ベネット(大佐)
ジョアンナ・テイラー(軍人)
ハンス・ズィシュラー(博士)

3.注目のシーン
①2010年
巨大な彗星が地球に接近。それを眺めるスタンドルフ博士(ハンス・ズィシュラー)と娘アンナ(ベティーナ・ツィママン)。博士は彗星を発見した人物であるが、その彗星は地球から遠く離れているため、楽観視している。

②激変
軌道を変えた彗星がヨーロッパを直撃。その後、なぜかヨーロッパに雪が降り続け、町全体が凍ってしまう(氷点下52度)。彗星が落下する前にヨーロッパを脱出できた者もいるが、多くが取り残されて凍死、餓死。

③テロ
軍用機が燃えて墜落する事件発生。発熱衛星である「ソルスター2」を何者かが悪用しているらしい。事件の調査のため、衛星をコントロールする司令部があるベルリンに軍人ウォーターズ大佐(ナイジェル・ベネット)、サラ(ジョアンナ・テイラー)、元・大尉トム・パーカー(ディーン・ケイン)、アンナが乗り込む。

④アクション
パーカーらがベルリンの司令部を占拠する連中と戦うシーンが見せ場。銃撃戦、格闘。司令部を乗っ取って世界を脅迫しているのは一体何者なのか?

4.感想
原題が「POST IMPACT」という映画。「衝撃的なことが起こった後の出来事」の意。彗星が落下して環境が激変。ヨーロッパは極寒の地に。そこで人類はモロッコのタンジールに拠点を移し、「新 北部連邦」なる国家を結成。軍用機が攻撃されるテロ発生。「ソルスター2」を疑う軍が大統領の命令でベルリンへ。どんな戦いになるか? 教訓を感じるアクション映画。宇宙からの衝撃に加え、くだらない人間によるバカげたテロ行為。人類のバカっぷりが描かれた内容の作品。頭が良くても行動が愚かな人間。そういった人間に要注意、という警告を感じる。凍ったヨーロッパ、戦闘シーン、人間関係(悲しいシーン、意外な裏切り者、ほか)に注目の映画です。

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