「鉄板映画:人気スター映画のブログ」地球温暖化によりアメリカに氷河期が到来するパニック映画。猛烈な寒波でビルが凍っていくシーン、生存をめぐって争うシーンに注目です
1.ストーリー
異常気象により大災害が発生し、北半球が凍結する。
2.キャスト
デニス・クエイド(気象学の専門家)
ジェイク・ギレンホール(息子)
エミー・ロッサム(学生)
イアン・ホルム(気象学の専門家)
3.注目のシーン
①地球温暖化
映画内での説明によると「南極の氷が温暖化で溶けると海に淡水が増えて塩分濃度が下がり、海流が変化する。そして異常気象が起こる」という。世界各地で(東京千代田区でも)大きな雹が降ったり、巨大な竜巻が同時に複数発生したり。そして、大津波、大寒波(マイナス100度を超える寒さで、飛行中のヘリが墜落)。
②主役
気象学の専門家ジャック(デニス・クエイド)がアメリカ副大統領ら政府高官の前で地球温暖化がもたらす脅威を説明。しかし、経済優先の副大統領はジャックの意見を無視。
③大災害
地球温暖化による悪影響が想像以上のスピードで到来。逃げ遅れた者は津波に飲み込まれ「凍った世界」で凍死する、といった事態に。
④ドラマ
ニューヨークで仲間たちとクイズのイベントに参加したジャックの息子サム(ジェイク・ギレンホール)。大寒波に襲われたサムはローラ(エミー・ロッサム)、ブライアン(アージェイ・スミス)らと共に生存のため、様々な知恵を絞る。そんな息子を助けようと、ジャックは仕事仲間のフランク(ジェイ・O・サンダース)、ジェイソン(ダッシュ・ミホク)と一緒にニューヨークへ向かう。
4.感想
地球温暖化の恐怖を描いた映画。実際、このようなことが起こるのかそうでないのかはわかりませんが、こういったこともあり得るのではないかと考えながら鑑賞するのがオススメ。映画的には猛烈な寒さで町が凍っていくシーン、大津波が見せ場。ニューヨーク図書館に閉じこめられてしまったサムら生存者。ニューヨークを出て避難しようとするグループとそこにとどまることを選択するサムらのグループに別れる。どちらの選択が正しいのか? 「パニックもの映画」にありがちなストーリー展開や設定にちょっとツッコミどころがある(ような気がする)映画ですが、この映画はそういうことではなく、災害の恐怖、その状況での人間の行動を観察する映画。もし、アナタがジャックやサムのような状況に置かれたらどう行動するだろうか?
タムリン・トミタ:気象関係者「ジャネット・タカダ」役。1986年の『ベスト・キッド2』でおなじみの懐かしの女優。
(YouTube)
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