「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(2005年:ホアキン・フェニックス)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」実在のミュージシャン、ジョニー・キャッシュの人生を描いた実話モノ映画。キャッシュと彼を支える周囲の人たちの関係に注目です。

1.ストーリー
音楽好きの少年が大人になり、音楽で食っていこうとするが・・・。

2.キャスト
ホアキン・フェニックスジョニー・キャッシュ
リース・ウィザースプーン(憧れのアイドル)
ジニファー・グッドウィン(キャッシュの妻)
ロバート・パトリック(キャッシュの父)
タイラー・ヒルトン(エルヴィス・プレスリー

3.注目のシーン
①主役
ジョニー・キャッシュ。1932年、アーカンソー州生まれ。一家の生活は厳しく、農作業に従事。音楽好きのジョニーだが、父レイ(ロバート・パトリック)は音楽を「クズ」と切り捨て、ジョニーの好みを否定。そして、兄ジャックを失う悲劇。大人(ホアキン・フェニックス)になり空軍へ。除隊後、ヴィヴィアン(ジニファー・グッドウィン)と結婚。娘ができたがセールスの仕事がうまくいかず、家を差し押さえされる危機。そんな時、録音スタジオを偶然に見つけ、少年時代の音楽好きが再び目覚める。

②転機
二人の仲間と演奏練習するジョニー。オーディションで認められ、レコードを制作。曲が売れ、大きな家を買い、ツアーで大忙しに。ツアーにはジョニーがかつて憧れた歌手ジューン・カーター(リース・ウィザースプーン)が同行。急接近するジョニーとジューン。妻ヴィヴィアンはそれに強く嫉妬する。

③転落
1965年。ラスベガスでのステージでやらかすジョニー。薬物の影響で意識を失い、契約も解除。逮捕され、ヴィヴィアンは子供を連れて家を出る。それでも薬物を止められないジョニーは湖畔に家を買って、人生をやり直そうとするが・・・。

4.感想
実在の人物を描いた映画。オーディションで認められてスターになり、そして転落、復帰。そんなジョニー・キャッシュをありのまま(?)に表現。ジョニー以外にもジューン・カーター、ジェリー・リー・ルイスエルヴィス・プレスリーらが登場。ステージのシーンは全てホアキン・フェニックスリース・ウィザースプーンらが歌っているとのことで音楽好きの人には楽しめる 136分になっています。子供の頃、父に嫌われて育ったジョニー。そのことが影響したのか、どこか投げやりなところがある。音楽で成功したが、薬物で死ぬ寸前に。愛するジューンの支えが欲しいジョニーだが、ジューンもまた二度の離婚でつらい状況。ジョニーとジューンの関係はどうなるのか? ジョニー・キャッシュという人物、その周囲の人々、音楽のシーンが見せ場の映画。それにしてもジョニーの父レイは冷たい人。息子をなぜそこまで嫌うのだろう? そういった人間の心理を考えながら鑑賞するのもオススメです。

ロバート・パトリック:目に特徴がある役者。『ターミネーター2』(1991年)ではジョン・コナーを執念深く追いかけ回す新型ターミネーター「T-1000」を演じた。シルヴェスター・スタローンコップランド』(1997年)では悪徳警官役。

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