「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『最高の人生の見つけ方』(2007年:ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」ガンで余命幾ばくもない二人の男が「やりたいこと」をやるドラマ映画。「人生の価値とは?」を問いかける重厚な作品です。

1.ストーリー
末期ガンの実業家と整備工が偶然に同じ病室になり・・・。

2.キャスト
ジャック・ニコルソン(実業家)
モーガン・フリーマン(整備工)
ショーン・ヘイズ(実業家の秘書)
ビヴァリー・トッド(整備工の妻)

3.注目のシーン
①主役
病院を経営するエドワード・コール(ジャック・ニコルソン)。大変な資産家で、大統領や外国の要人と会うこともある大物。自動車整備工のカーター・チェンバーズ(モーガン・フリーマン)。大学に通っていたが妻が妊娠したため退学し、以来、整備工として長年働いてきた労働者。そんな二人に共通するのが「末期ガン」。同じ病室になった二人は「人生でやり残したこと」をやって人生を閉じようとする。

②やり残したこと
「棺桶リスト(The Bucket List)」なるメモに「やりたいこと」を書くカーター。それに興味を持ったエドワードが有り余る資産でカーターと一緒に「最後の楽しみ」を得ようとする。スカイダイビング、イレズミ、カーレース、神について語り合う、世界旅行(アフリカ、エジプト、インド、万里の長城、ネパール、香港)。

③キャラ
そんな二人をサポートするエドワードの個性的な秘書トーマス(ショーン・ヘイズ)。カーターの妻バージニア(ビヴァリー・トッド)。エドワードと疎遠の娘エミリー。

4.感想
「死」がテーマの重い映画。カネ持ちだが人々から嫌われて生きてきたエドワード。苦しい生活だったが家族に愛されてきたカーター。二人のキャラを対比させながら、残された時間で様々なことを楽しむ姿を表現した映画。映画的な見所としてはスカイダイビングしたり、世界旅行したりといった二人が楽しく時間を過ごすシーン。しかしながら、病により残された時間がわずかであり、それは「束の間の喜び」にすぎないことがわかっているので、楽しみながらも二人はどこか寂しい気持ち。これはそんな二人を通じて「人生」について考える映画。心残りなこと、やりたかったこと、やるべきこと。そういったことを考えながら鑑賞し、自分の人生を振り返ってみてはいかがでしょうか?

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