「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ブラックサイト』(2008年:ダイアン・レイン、ビリー・バーク、ジョセフ・クロス)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」あるネットのサイトで人間が処刑されるシーンが生中継され、FBIが捜査に乗り出すサスペンス映画。異常な犯人の正体とその目的に注目です。

1.ストーリー
ネット上に処刑を生中継するサイトが現れ、FBIの「サイバー犯罪課」が捜査する。

2.キャスト
ダイアン・レイン(FBI捜査官)
ビリー・バーク(刑事)
コリン・ハンクス(FBI捜査官)
ジョセフ・クロス(異常者)

3.注目のシーン
①主役
FBIの「サイバー犯罪課」に勤務するジェニファー・マーシュ(ダイアン・レイン)。ネット詐欺師をコンピューターで追跡し、彼女の情報に基づいて警察が容疑者を逮捕。そんなある日、猫が虐待されるサイトを発見。数日後、パイロットの男が拘束され、処刑されるシーンがそのサイトで生中継される。

②キャラ
異常に手の込んだ仕掛けで人を処刑する犯人。FBIが警察と連携して事件を捜査。マーシュと組んで捜査に従事するのはエリック・ボックス刑事(ビリー・バーク)、FBIの同僚グリフィン・ダウド(コリン・ハンクス)。エスカレートする犯人はマーシュの娘アニーの周辺にも出没する。

③犯人
コンピューターだけではなく、薬物、劇薬、電気機器にも詳しい犯人。捕らえた男たちを専門的知識をもって処刑。異常者ではあるが、何らかの目的を持ってターゲットを選ぶ慎重さも持っている。一体、犯人は何者で、何が狙いなのか? また、犠牲者たちの間にはどういった関係があるのか?

4.感想
サイコスリラー作品。次々に展開されるシーンが見せ場の映画であるため、「ネタバレ」せずに説明するのが少し難しい映画。ネットに突然現れた残虐サイト。まずは猫が犠牲に。その次はパイロット、TVレポーター。なぜ彼らは残忍な目に遭わされたのか? 犯人の正体と目的に注目の映画。ネットではいわゆる「炎上系」などというものが注目を集めたりしますが、そういったネット文化を批判する内容の映画でもあります。残酷だったり、炎上させたりするようなものほどアクセスを集めるインターネット。犯人の怒りはまさにそこにあります。残酷描写がショッキングな映画ではありますが、個人的には「インターネット社会の陰の部分」に注目。「目立てば良い」などと考えて人を侮辱したり、傷つけたり、それを煽ったりする者に対する警告を感じる映画です。

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