「鉄板映画:人気スター映画のブログ」あるカネ持ちに仕える執事が雇い主に反撃しようとするコメディ映画。ドジな二人組によるデッチアゲ誘拐劇、妙なキャラに注目です。
1.ストーリー
パン会社の女社長に仕える執事が幼なじみと組んでイヤな社長に仕返しをしようとするが・・・。
2.キャスト
ノーム・マクドナルド(執事)
デイヴ・チャペル(幼なじみ)
ダニー・デヴィート(解剖医)
3.注目のシーン
①主役
二転三転するコメディ映画。「結果オーライ」的な感じで肩の力を抜いて鑑賞する作品。15年に渡ってパン会社の女社長クロックの執事を務めるウィラード(ノーム・マクドナルド)。しかし、社長のケチっぷりにウンザリ。しかも、自分を解雇しようとしている。そこで、社長の愛犬を誘拐して身代金を奪おうと考える。
②悪役
ドケチ社長クロック。豪邸に住むカネ持ち。親子二代に渡って自分に仕えているウィラードに異常に冷たい。実にイヤなオバハン。
③キャラ
ウィラードの(おバカな)計画に協力する幼なじみのラスティ(デイヴ・チャペル)。チキン屋を経営しており、ウィラードとは母親同士が知り合いの関係。パニックになると人を殴ってしまう妙なクセがある男。「誘拐事件」を捜査する刑事は「コジャック」みたいな雰囲気で、ウソ・冗談が通じないタイプの人。他に、クロックの部下チップ、ウィラードを助けようとする女ヒラリー、ウィラード&ラスティの計画に協力する解剖医グローバー(ダニー・デヴィート)、クロックの工場を買収しようとするデンマーク人、クロックの冷酷さを非難する町の人たち。
④笑い
ドジすぎる人たちが何かとやらかす映画。ウィラード&ラスティが犬の誘拐をトチるシーン、ウィラードが子供の強盗犯にしてやられるシーン、グローバーが指名手配のビラを破るシーン、ウィラード&ラスティが刑事の取り調べでバレバレのウソをつくシーン、ほか。
4.感想
実にマヌケなウィラード&ラスティ。犬を誘拐したけど逃げられ、ウィラードが誘拐されたことになってしまう。そして「事件」はマスコミ、警察によって大きなものになっていく・・・。ウィラード&ラスティがことごとくトチるのが面白いコメディ映画。イヤなオバハン&ナマイキな犬に仕返ししようとして失敗ばかり。当てが外れてガッカリ、というパターン。ウィラードにやたら冷たいクロック。15年も仕えてきたというのに。しかしそれには意外な理由が。グロいシーンもある映画(特にダニー・デヴィートが登場するシーン)。畳み掛けるギャグ、個性的キャラが見せ場。カーチェイスなどのアクションもあります。二転三転するストーリー展開。「一番悪い奴」は誰なのか?
(YouTube)
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