「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『だめんず・コップ』(2001年:ブライアン・コックス、ダニエル・フォン・バーゲン)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」マヌケなハイウェイパトロール隊が市警に一泡吹かせる珍作コメディ映画。おアホな人たちが市警の美人さんを味方に付けて活躍します。

1.ストーリー
ハイウェイパトロール隊が珍しく活躍したと思ったら、手柄を市警に横取りされて・・・。

2.キャスト
ジェイ・チャンドラセカール(パトロール隊)
ケビン・ヘファーナン(パトロール隊)
ポール・ソーター(パトロール隊)
ブライアン・コックス(パトロール隊の隊長)
ダニエル・フォン・バーゲン(市警)

3.注目のシーン
①ハイウェイパトロール
ソーン、ファーバ、マック、ラビット、フォスターらアメリカの道路を守る男たち。おふざけが過ぎる連中だが、仕事はそれなりにキッチリと。隊長(ブライアン・コックス)は経験のある人格者。トンマな隊員たちを相手にしてもキレることなく、うまく対応。

②市警
ハイウェイパトロール隊を毛嫌いするスパーベリー市警。市警の署長グレイディ(ダニエル・フォン・バーゲン)は隊長とは旧知。自分の方が立場が上、とばかりにグレイディは隊長を見下す(イヤな奴)。

③争い
アメリカの警察制度がよくわからないため、日本人である私にはイマイチ伝わらない「ハイウェイパトロール隊と市警の関係」。管轄が重なる両組織(税金の無駄のような気がする)。殺人事件発生。管轄をめぐって争う。怪しいトラックをパトロール隊が発見。そこには大量のマリファナが。大手柄のパトロール隊だが、知事閣下から「おほめの言葉」を頂いたのは市警。ズルいグレイディはパトロール隊を追い込んで解散させるために手柄を横取り。何かと足を引っ張る。

④下品
とにかく下品な映画(あまり紹介したくないほど)。特にバカ野郎たちが飲んで吐いたり、ケ○を出したり、実にくだらないことで盛り上がったり、わざとらしいオーバーアクションをしたり。おバカなのはパトロール隊だけではなく、市警のグレイディ&部下、スピード違反で捕まる変態カップル、トンマな未成年者三人組といった連中も。知事も結構マヌケ(やっつけ仕事ぶりに注目)。

4.感想
いわゆる「バカ映画」。何やってんだか、と言いたくなるようなシーンで笑いを取ろうとする映画。実にくだらない映画ですが、何と2018年には続編『だめんず・コップ2』も制作されました(観る価値ありますか?)。下品なんです、この映画。ハッキリ言って「嫌いなタイプの映画」。キャラがふざけすぎ、バカすぎ。いわゆる「ウザキャラ」が結果オーライで活躍するストーリー。「ファーバ」というキャラが特にウザイ。下品で汚い裏切り者(コイツがハンバーガーショップでやらかすシーンはちょっと面白かった)。しかしながら、良いところも。パトロール隊の隊長は「男気」のある男。グレイディと殴り合うシーン、若い隊員の上を行く気の強さを見せるシーンがオススメ。スピード違反の好色カップルはそれなりに楽しいキャラ(かも)。マヌケな射撃訓練、汚職警官とパトロール隊の乱闘など、楽しいシーンを自分で見つけて楽しむ映画。DVDには「もう一つのエンディング」「未公開シーン」。バカすぎるシーン・キャラにはウンザリですが、エエところもある映画です。

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