「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ヘルハウス』(1973年:クライヴ・レヴィル、ロディ・マクドウォール)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」不吉な豪邸を科学者&霊媒師たちが調査する怪奇映画。「不気味な豪邸」が主役。異常な出来事が頻発する豪邸の秘密に注目です。

1.ストーリー
科学者が幽霊屋敷のオーナーから屋敷の調査を依頼され・・・。

2.キャスト
クライヴ・レヴィル(科学者)
ゲイル・ハニカット(科学者の妻)
パメラ・フランクリン(霊媒師)
ロディ・マクドウォール霊媒師)

3.注目のシーン
①主役
幽霊屋敷が主役の映画。ベラスコという男が建てた豪邸。そこではサディスティックなベラスコによって大勢が残酷な目に遭った過去があり、ベラスコは行方不明。その屋敷を買った男の依頼で、科学者バレット(クライヴ・レヴィル)は妻(ゲイル・ハニカット)、二人の霊媒師フィッシャー(ロディ・マクドウォール)&フローレンス(パメラ・フランクリン)と共に屋敷へ調査に向かう。

②怪奇現象
建物に嫌な空気を感じるフローレンス。特に礼拝室は霊気が強く、フローレンスは立ち入ることすらできない。妙なニオイ、「出て行け!」という声、物体が勝手に動いたり、グラスが割れたりといった出来事にバレットたちは翻弄される。しかし、20年前にこの屋敷の調査に参加したことがあるフィッシャーは屋敷の怖さをよく知っているため、冷静に対応しようと努める。

③秘密兵器
「全ては科学で解決できる」という考えの持ち主バレット。霊魂を全く信じておらず、その屋敷の怪奇現象は「人間が発するエネルギーが室内に異常にこもっているのが原因」と考え、エネルギーを吸収するマシンを屋敷に持ち込み、作動させる。その効果のほどは?

4.感想
猿の惑星』シリーズでおなじみのロディ・マクドウォールが活躍。なかなかよくできたサスペンスな映画。「ベラスコ」とかいう奴。兵器商人の私生児だったコンプレックスから屋敷内で残酷な行為を楽しんでいた悪名高い男。ウワサでは「身長2メートル、悪魔のような顔」。散々やりたい放題だったベラスコも行方不明となって、それは過去の話に。屋敷の持ち主も変わり、新オーナーからの依頼で科学者と霊媒師が屋敷の調査に乗り出す。その結果は? 悪霊による怪奇現象、バレットの妻とフローレンスが悪霊に身体を乗っ取られてしまうシーン、幽霊屋敷に隠された秘密が見せ場の傑作。「ネタバレ」を避けるため、あまり内容を説明しない方が良いと思われます。次々に展開される異常な出来事。「ベラスコ」および悪霊の正体、礼拝室での出来事に特に注目です。

マイケル・ガフ:死体役で登場。クリストファー・リー『吸血鬼ドラキュラ』(1958年)では妹をドラキュラに襲われてしまう「アーサー・ホルムウッド」、マイケル・キートンバットマン』(1989年)ではブルース・ウェインバットマン)の執事「アルフレッド」を演じた。

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